ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「六波羅蜜寺萬灯会」へ。境内にともるたくさんの灯明。御加持を受けて、七難即滅・七福即生

2018-08-11 | 祭事・神事・風習

8月8日から10日に「六波羅蜜寺」では、古式による精霊迎えの法要である『萬灯会」が行われます。
 
「あ、20時からなんだ~」そう、それまでかなり時間があります。境内には、まだに参拝者は集まっていません。

「ここにも迎鐘がある~」とミモロは、ご先祖様を迎える鐘を撞きます。
「ヨイショ!」
綱を力いっぱい引くと、地下からゴ~ンと鐘の音。そう、ここでは、鐘は冥界のそばの地下にあるのです。
ミモロは、私に代わり、ご先祖様の精霊を呼んでくれました。

「弁財天さまにもお詣りしなくちゃ~お久しぶりです」
 
都の七福神めぐりの弁天様です。

「また20時に来よう~」とミモロは、境内を後にしました。


京都の町が夜の闇に包まれたころ。再びミモロは、「六波羅蜜寺」へ。
 
お寺にはあちこちに光が灯され、京都のお盆らしい景色に・・・。

いよいよ『萬灯会」が始まります。


本堂には大きな「大」の文字が御本尊さまのそばに・・・。そこにたくさんの灯明が光っています。
「いつもと雰囲気違う~」とミモロは、大勢の参拝者の一番後ろに座りました。

ミモロの位置からは、法要の様子を見ることはできませんが、本堂に響く読経の声が、厳かにミモロを包みます。

参拝者全員が、順番にお焼香を済ませると、次は、ご住職から御加持を受けます。薄い紙を頭にのせて、その上から真言の言葉とともに大きなハンコを押すように加持を授けていただきます。

 
その後、紙に日付と名前を書いて、それを大切に仏壇などに祀ります。ミモロも一人前に御加持を受けました。

「今日は、ありがとうございました~」とミモロは、ご住職の息子さんの若住職さんにお礼を…。「はい、ようお詣りされました~またね~」
ミモロは、後ろ姿を見送ります。

萬灯会からミモロは、夜の町へ。

すぐ近くの飴屋さんにも明かりが灯っています。


「六波羅珍皇寺」の前には、屋台も出ています。
「ミモロちゃん~」呼び止めたのは、ベビーカステラのお兄さん。「また買っちゃおうかな~」と。「はい、おまけね~」といつもちょっとおまけしてもらうミモロでした。
「ご先祖さまにお供えしよう~」

ミモロのご先祖様は、ミモロを作ったママのご先祖ということで納得したようです。

お盆のお休みに入った京都。町は、帰省の人たちの車などで大渋滞に・・・。
また、京都の夏の風物を楽しみに観光客も戻っています。

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