ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

大阪「天王寺動物園」。日本で3番めに長い歴史ある動物園。

2020-01-14 | 博物館・美術館

大阪を訪れているミモロ。「ねぇ~あそこに行きたい~!」とせがむのは、「天王寺動物園」です。

「あべのハルカス」のすぐ近くにある都市型動物園で、大正4年(1915)に開園した、恩寵上野動物園[1882)、京都市動物園[1903)に次ぐ、日本で3番めに歴史あるところです。
3つに共通するのは、町の中心部に近い場所にある都市型だという点。

500円の入場料を払って入場すると「このチケットは、本日中なら何度でも入園できますよ」と受付の方に。
「あ、そうなんだ~。あの~ところで、この動物園の見どころってどこですか?」と伺います。

「そうですね~。キリンやカバ、チンパンジー、え~とオオカミもいますよ~」と、次々に動物の名前が上がります。
「あ、いろいろいるんですね~ありがとうございます~」とミモロは、動物園マップを片手に歩き出しました。

「なんか空いてる~」平日であるからでしょうか、入園者の多くは、中国からの観光客と子供連れのママたちです。

「確かゾウさんいるはず~」とゾウの場所に行くと、
 
「あ、いないんだ~」ゾウは、死んでしまったそう。

「ここはなに?」と中を覗くと、物影にチンパンジーが座っていました。
 

ここには、戦前、チンパンジーのリタとロイドいう芸達者がいて、三輪車に乗ったり、フォークとナイフで食事をしたり、訪れる人の人気者になっていたそう。その銅像が立っています。

戦争になると、2匹は、軍服を着せられて、戦意高揚のために利用されます。

リタとロイドの間には、赤ちゃんができますが、戦時中の食糧不足から、昭和15年に赤ちゃんもリタも死んでしまいます。ロイドはどうなったかわかりませんが、この銅像は、その死を悼んで同年にコンクリートで作られ、そこにブロンズを吹き付ける予定が、物資不足のため、そのままに。現在もコンクリートの像なのです。
「戦争がなにかもわからない動物を戦争のために利用するなんてヒドイ!」と憤慨し、その運命に涙するミモロです。
「でも、この像は、人間が彼らを利用して悪かったという気持ちも込められているね~空襲に合わなくてよかったね~」と。

戦時中は、日本中の動物園で、多くの動物が栄養不足で死亡したり、あるものは、殺されたりという悲劇が起こりました。人間の都合で、苦しい状況に追い込まれる動物たち。訳もわからず、抵抗もできず、死を迎える、そんな悲しいことは2度と起こしてはいけない、それが人間の責任です。

「ここは、白クマさんのお家だ~」人の少ない園内、さらに飼育施設の老朽化が進み、全体になんとなく寂しい感じが漂います。
 

ミモロは、それでも、動物に合うために園内を歩き回ります。
フラミンゴや大きな魚にも会いました。
 

さらに、体を寄せ合うハイラックスや凛々しいアムールタイガーにも…
 

園内を歩いていると、「今からオオカミの食事タイムで~す」との園内放送が流れました。さっそくオオカミのところへ。
 
「わ~大きな犬みたい~。キャ~すごいジャンプ」とビックリするミモロ。
もぐもぐタイムのエサをいろいろな場所に置くと、オオカミはそれらを探し出し、パクリ。野性を感じさせる姿です。

「あ、コアラもいるんだ~」とコアラ館に入ると…
 
そこには、「コアラはイギリスに引っ越しました」という表示が…「え~コアラもいないんだ~」とがっかりするミモロです。

現在、オーストラリアでは大規模な山火事が続き、多くのコアラをはじめ、カンガルーやポッサムなどの動物と鳥たちが犠牲になっています。野性の宝庫だったカンガルーアイランドでは、生息地の多くが焼失しています。
「コアラちゃんたち可哀そう…」そのニュースが流れるたびに、心配そうに眼を潤ませるミモロです。
シドニーに住むお友達も、一時は、避難勧告を受けたという山火事。その規模の大きさに、今後の生態が危惧されます。
「人間が戦争なんてしてる場合じゃないよ~。まったく何考えてるの!!」と憤慨するネコのミモロ。
もっと動物たちのこと、考えてほしいもの。彼らは何も言えないのですから…。

「ここの動物園、今、改装中なのかなぁ~」多くの動物の暮らす場所は、老朽化が目立ちます。なんでもこれから変わってゆく計画があるそう。「大阪万博までに、もっとキレイになるといいのに~」と思うミモロです。

「あべのハルカスとキリンがいっしょに見える~大阪だね~」とミモロ。反対側には、通天閣も見えます。
 
そう、「天王寺動物園」は、2つの大阪を代表するランドマークの真ん中に位置しているのです。
都会のど真ん中暮らす動物たちです。


エントランス付近には、ショップも…オリジナルグッズもいろいろありました。
 

「あべのハルカス」の方向のエントランスがある「天王寺公園」には、昨年11月に「てんしば イーナ」がオープンし、レストランやおしゃれなショップ、芝生スペースなどもできました。まぁ「通天閣」方向の出口は、まだこれからという感じ。
新今宮エリアに「星野リゾート」のホテルが建設中。それが完成すると、通天閣の周辺は、かなり変わっていきそうです。
現在、通天閣付近は、外国人観光客だらけ…。「昔は、ちょっと怖い雰囲気で、動物園行くの怖かった~」という声も聴きますが、今や、外国人観光客向けの食事処がいっぱいです。

「動物園、これからもっとよくなるよね~。こんな場所にあるんだもん・・・」と期待するミモロです。


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