紅葉が進む京都。ミモロは連日、紅葉狩りに大忙し。「円山公園行ったら、絶対寄りたい甘味処があるんだ~」と、ある日、お友達に勧められたお店に出かけました。
「ここだ~。へぇ、こんなところに甘味処あるんだ~」
とても趣ある一軒家。ミモロは、暖簾をくぐり店内へ。
「いらっしゃいませ~」「え~こんな素敵なお店なんだ~」と目を丸くして驚きます。
ここ「茶菓 円山」は、以前は、京料理の店があった場所で、同じオーナーが甘味処にしたのです。
さすが高級な料理屋さんらしくその設えの見事さ・・・「まるでお茶室にいるみたい~」とミモロが感激する上質感にあふれています。
「なににしようかな~」とお品書きを…
甘味だけでなく軽いお食事も頂けます。
「あの~お友達が絶対「煮麺」食べるように~って…。だから今日はそれにします」と。しばらくしてミモロの前に「煮麺」1400円が運ばれました。
「きゃ~おいしそう~」
九条ネギと京揚げがいっぱいのった煮麺で、美味しいだしの中の三輪そうめんと共にいただきます。
「う~美味しい~お出汁の味がやさしいね~」と、気づくと汁を残らず飲み干すミモロでした。
そして、後日、また訪れたミモロは、今度は「御雑煮」1000円を注文。
「あれ、お餅が見えない~」
白味噌仕立ての京雑煮。滑らかなお汁を味わい、白餅をお箸でつまむと、その底にカラシが…。ほんのり甘いお出汁が、カラシでピリリと引き締まったお味に…
ミモロは、背のびしながら、夢中でいただきます。
この御雑煮は、通年いただける品。「でも冬は特に美味しく感じるよね~。京都に来たら、絶対一度は白味噌のお雑煮食べてほしいなぁ~美味しいよ~」とミモロ。
食後には、これもお友達おすすめの「福蜜豆」1200円を…。「これも絶対食べないと~」
「うわ~すごい~」
ミモロの想像をはるかに超えた蜜豆。「こんな大きなお豆が入ってるんだ~」とビックリ。
紫花豆、白花豆、青エンドウ豆などいずれも福々しい姿です。なんでも種類別に煮含めるという手間を掛けた品。大きなサイコロ大の寒天と共に、白蜜・黒蜜を掛けていただきます。
「う~お豆ってこんなに美味しんだ~」とひと粒ずつ目を細めながら味わいます。
ここの料理も甘味もすべて菓子職人さんがつくっているそう。
「お茶もいただこう~」と、お食事といっしょだと400円で味わえるお茶。
煎茶、ほうじ茶、玄米茶から選びます。さらに好みの急須も選べます。
「ミモロちゃん、どれにしますか?」とお店の方。
「あの~あの~」と迷うミモロ。
茶釜の湯で丁寧に煎れてくださるお茶の味わいも格別です。
「なんかすっかりくつろいじゃった~ホ~」
床の間飾りを見ながら
外の喧噪を忘れ、心静かなひとときを過ごすミモロでした。
「ここって、上質の大人の京都って感じだよね~」と、すっかり気に入ったミモロなのでした。
「また伺いま~す」と手を振るミモロ。「はい、またお待ちしています」
ミモロのお気に入りのお店がまたひとつ増えました。
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