ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

昭和23年創業のレトロな喫茶店「ソワレ」。芸術薫る別世界。

2017-09-10 | グルメ

夏のある日。ミモロは、東京から来たお友達といっしょに、四条大橋のそばを歩いていました。「なんか喉渇いたね~」とお友達。「それなら、素敵なレトロの喫茶店が近くにあるけど、行ってみない?」とミモロ。「うん、行きたい~」というお友達を連れてミモロが向かったのは、高瀬川沿いにある「喫茶 ソワレ」です。
「わ~雰囲気ある~」と外観から興味を抱いたお友達。さっそく中へ入ります。
「お二階へどうぞ~」とお店の方。ちょっと暗めな店内の照明。ミモロは、足元気を付けながら、階段をあがりました。

ここは、昭和23年から続くお店。店内は、当時のままの雰囲気を留めています。
店内の設えは、木工彫刻がいたるところに施され、それだけでも、とても芸術的。シンプルな内装が多い今の喫茶店とは、かなり異なるもので、オーナーのこだわりが感じられます。

 

京都は、喫茶店が昔から多い場所。そして今も、個性的なレトロな喫茶店が残っています。

ここの初代のオーナーは、美術愛好家で、収集したさまざまな絵画が飾られています。
「あ、この絵…もしかして、東郷青児の作品じゃない?」とミモロ。
まるで美術館のよう・・・。「でも、ちょっと照明暗いけど…」


「あ、こっちには、お人形がいる~」
ミモロは、お店の中の芸術品を見て回ります。
「ホント、木工の装飾、見事だよね~」と。
 
お店の中の装飾を見るだけでも、ここにいる価値は十分。

「でも、照明、暗いよね~」とミモロ。今の喫茶店は、どこも明るい照明です。「でも、ここソワレっていう名前でしょ。フランス語で夜って意味だから、暗いんじゃないの?」とお友達。
そう、その通り、ここは、ゆっくりとくつろげるように、昼間でも、夜のような雰囲気になっているのです。

「ところで、ミモロちゃん、なに食べる?」「え~と、ちょっと待ってね~」とメニューをチェック。

アイスクリームやゼリーなどがミモロは、気になるよう。

お友達は、カラフルなゼリーがヨーグルトドリンクに入った飲み物を注文。「ちょっと飲ませてね~」とミモロ。

ミモロ自身は、大きめなアイスクリームがのった、コーヒーゼリー入りのミルクコーヒーを注文しました。


時間が止まったような不思議な気分・・・レトロな雰囲気に包まれて…。

「こういう雰囲気、大好き~」とお友達は大喜び。「うん、いいよね~こういうお店」とミモロ。

京都を訪れたら、レトロな喫茶店めぐりも楽しいもの。店内には、常連とおぼしき人の姿も…。「きっと昔から来てるんだね」とミモロ。ずっと変わらないお気に入りの場所。それが残る京都って、素敵です。

*「喫茶 ソワレ」京都市下京区西木屋町四条上る真町95 075-221-0351 営業時間 1階は、13:00~18:00LO 2階は18:45LO  月曜休み



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