シャワーのような激しい雨が、京都の町の埃を、洗い流した午後。
「そうだ～今日は夏至だよ～。下鴨神社に夏至詣りに行こう・・・」とミモロは、金魚を見た後、「下鴨神社」に向かいました。
雨上がりの糺の森は、いつもよりいっそう清らかな気が流れているよう。
「気持ちいいねぇ～」このところ、なかなか訪れる機会がなかった神社です。
「お家から、歩いてすぐなのに…もっと来なくちゃ～」とミモロ。このところ朝のお散歩もあんまりしてませんからね～。そう、こんな素敵な場所がご近所にあるのに…もったいない…。
糺の森の木々は、雨を含み、勢いを増したように感じます。
葉先にしたたる水滴が、まぶしくキラキラ光ります。
「なんてキレイなんだろ｝と、木漏れ日に見惚れます。「みんなピカピカだね～」
糺の森を、ゆっくり歩くミモロです。
「下鴨神社」に到着。
「本殿にお詣りしてくるね～」とミモロは、中へ。
ミモロは、毎年、夏至と冬至に神社に参拝します。
1年の節目に当たる夏至と冬至。1年の後半の無事をお祈りする夏至詣りです、
「これから毎日1分ずつ、昼間が短くなっちゃうんだ～。なんか寂しいね・・・・」
今は、7時頃まで明るい京都。これから夕方が短くなります。
「もう1年の半分すぎちゃった～なんか早いね～」
そう、7月は、「祇園祭」が始まります。「またお手伝いに行こう・・・」ミモロの本格的な夏のスタートです。
さて、「下鴨神社」では、神社の奥の「大炊殿」が行われています。ここは、神様にお供えするものを調理していた場所。
さぁ、そろそろ戻りましょ・・・。「うん…」
そういって、再び糺の森に向かおうとしたとき、途中にある車祓いの場所の前を通りました。
「あ、八咫烏がいる・・・」
なに？と見ると、つやつやしたまさにカラスのぬれ場色のカラスが、光の中に…
「ミモロのこれから先を幸せに導いてください…」と、カラスに語り掛けるミモロ。
2本足で、八咫烏じゃないけど、なにか神々しいカラスでした。
雨上がりのお散歩・・・「楽しかったね～」と、微笑むミモロです。
＊「下鴨神社」の詳しい情報はホームページで
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