ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

3年ぶりに京都南座で興業される恒例の「顔見世」。高麗屋三代襲名披露も話題に

2018-11-19 | 京都

祇園エリアも紅葉が進んだ京都。
 
ミモロは、着物を着ておでかけです。「だって、今から南座の顔見世、見に行くんだもの~」と。

多くの人出で歩くのも大変な週末の四条通。特に四条大橋そばの「南座」の前は、たくさんの人垣が。
 
そう、11月から始まった京都の風物詩にもなっている「吉例 顔見世興業」が、12月末まで行われます。
2016年の1月から耐震補強工事のためにすべての興業を中止していた「南座」が、今年、その工事を修了し、再び「顔見世興業」が行われるとあって、今年は、さらに注目を集めているのです。

「チケット予約するの大変なんだよ~」。でも、ミモロは、ラッキーなことにゲットできました。
ワクワクしながら館内に・・・

11月25日に千秋楽を迎える「顔見世興業」は、二代目松本白鴎、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎という高麗屋三代揃っての襲名披露が行われることでも、話題に。「これってすご~く珍しいことなんだって~」


昼の部は、歌舞伎18番の「毛抜」、幸四郎と染五郎親子による「連獅子」などが人気に。そしてミモロが行く夜の部は、お正月のめでたさを表すために江戸時代からこの時期に演じられるという「寿曽我対面」。そして襲名披露の口上が見どころ。さらに歌舞伎18番の「勧進帳」などが行われます。


「歌舞伎見るの久しぶりだね~」とワクワク。まずは、改修工事が行われたという館内をキョロキョロ。
 
「エレベーターができたんだって~。う~他は、どこか新しくなったのかよくわかんない~」と。

「南座」の復活と顔見世興業をお祝いする品々も会場内に見られます。
 

「お弁当買わないと~」と、席に着く前に、お弁当とイヤホンガイドを用意します。

「これ、ここだけの限定品なんだって~」と「とらや」のお菓子をはじめ、ここ限定の品々もいろいろあります。
ミモロ、急いで、もうすぐ開演時間よ~「え?もう~お土産見る時間ないね~」と後ろ髪をひかれながらも、座席に急ぎます。

客席もリニューアルされ、座席も新しくなったそう。「うん、確かにシートキレイになってる。でも、あんまりスペースの狭さは変わんない感じ…」。1000席ほどの「南座」は、リニューアルでも劇場自体の大きさを増やすことはできなかったと見えて、前後の席の間隔は映画館のように広くありません。
和服姿の観客が多いため、奥の席から通路に出るのは、大変なのです。それは以前とあまり変化はありませんでした。

「やっぱり顔見世は、南座で見るのがいいよね~」とミモロ。昨年は、「ロームシアター京都」で開催されたのでした。もちろんそこも広く、素晴らしい劇場ですが、やはり独特の雰囲気のある「南座」での歴史ある顔見世を望む人が多いのです。「座席の間、狭くても、やっぱり南座だよね~」

今年、舞台には、襲名を祝う「祝い幕」が下がっています。

ちなみに以前高麗屋3代襲名披露が行われたのは、37年前。そして今、歌舞伎界で、三代揃って襲名できる家は、残念ながらしばらくないといわれます。
それだけに貴重なもの。「高麗屋さんってすごいね~」と思うミモロです。

「ミモロの席ここ~」そう、今回、花道のすぐ横のお席がゲットできました。


花道脇の席は、初めてのミモロ。役者さんがすぐ近くで見え、その息づかいや目の輝きなどが迫力と共に伝わってきます。
「すごい~」ともう目を丸くして見つめます。

「顔見世興業」のチケットは、ほとんどが1等席2万5000円で、わずかに2等席1万から1万2000円、3等席8000円、4等席6000円です。「1等席以外予約するの、すごく大変なんだよね~」チケット発売日の初日に30分以上電話してゲットしたという話も多く聞きます。ほとんどが1等席のため、同じ価格でも、どこの席かで楽しみにも違いが生まれるのはしかたないことです。ミモロがゲットした花道脇という席は、本当にラッキーなのでした。

「わ~愛之助さん素敵~」と、花道を通る曽我五郎役の愛之助さんの姿にポ~と見惚れるミモロです。

「寿曽我対面」が終わると、15分の休憩。その間に花道の上に置かれた板を外す作業が…

そして、いよいよ夜の部の見どころ「高麗屋三代襲名披露」の口上が舞台で。
「これって、歴史的に今年しかないんだ~。見られてよかった~」とミモロ。裃姿の3人。幸四郎さんの衣装は、かつて白鴎さんが、染五郎さんの衣装は、幸四郎さんが、37年前の襲名披露で着ていたものだそう。


8代目市川染五郎を襲名する松本金太郎くんは13歳。「すごくしっかりしてるよね~。ちょっと前まで小学生でしょ。」
高麗屋の御曹司としての自覚あふれた少年です。なんと、この顔見世興業のために1か月学校をお休みして出演しているのだと、父である幸四郎さんが…。

口上の後は、30分の休憩、「ここでお弁当食べるんだよね~」と、あらかじめ購入しておいたお弁当を席でいただきます。
 
「なだ万」の1800円のお弁当。「わ~いろんなものが入ってる~美味しいね~」と、味わいながらいただきます。


それから始まったのは、歌舞伎18番の「勧進帳」。高麗屋三代が舞台に揃います。弁慶役の幸四郎さんの熱演。それを見守る富樫役の白鴎さんの思いが伝わる舞台です。そして、義経役の染五郎さんの初々しさが光ります。

「感激しちゃった~」とミモロ。言葉にしない心の動き・・・それが伝わる舞台です。

「歌舞伎って、動いている人より、じっと動かないでいる人が多いんだ~。でも動かないからこそ、表現できることがいっぱいあるんだね~」と思ったミモロ。

最後は、ちょっと笑いもある「雁のたより」という演目でした。

「すごく感激しちゃった~」といいながら、興奮さめやらぬ面持ちで「南座」を後にしたミモロです。



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-03-03 07:13:04
おなじみん

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