ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

令和元年の五山の送り火。ミモロが見た、感動ものの満月と一緒の大文字の景色。

2019-08-18 | 京都

8月16日は、毎年、ミモロが楽しみにしている「五山の送り火」が行われる日。令和元年のこの日、ミモロは、お友達のお家のベランダで送り火を迎えることにしました。

毎年、20時に大文字から点火される送り火は、いつも同じような景色ではありません。
どこから見るかで、印象はかなり違うのです。ミモロは、2015年から、下鴨の御蔭橋付近で眺めています。

ここは、大文字のほぼ正面にあたり、「大」の字がキレイに見えるエリアです。

場所と共に重要なのは、天候。2016年は、豪雨となり、いつもすぐ近くに見える大文字が、全く見えない年でした。
テレビで、中継されたのですが、残念ながら見えません。

この時、ゲストに招かれたのは、樹木希林さんでした。ミモロは、テレビでその様子を見ていました。
「やっぱり今日は見えないのかな?」と…諦めきれないミモロは、傘をさして、御蔭橋のそばへ。
「あれ?大文字の山って、確かこっちの方向のはずだけど…」
いつも見える山の姿もありません。それでも「送り火」は神事なので、山では、点火が行われていました。

天候で見ることができない年もある「五山の送り火」。

今年も、前日まで、台風の接近で、大荒れの天気。でも、幸い16日は、台風一過で、雨は降ることはありませんでした。
20時になり、「あ、大文字の火が見えるよ~」

風もなく、送り火は、明々と山に浮かびあがりました。でも、空には雲がかかっています。

「あれ?もしかしてお月さまがそばにいるのかも…」じっと、空を見つめていたミモロは、雲の間にかすかな光を見つけました。

その直後、空にかかっていた雲が、動きだし、月が姿を現しました。
「あ、お月さま、やっぱりあそこにいたんだ~」と、目を輝かすミモロ。
15日は、満月。その翌日の月もまだ満月と言っていい形です。

「わ~すごい~こんな大文字の送り火見たことない!」と興奮気味のミモロ。

まさに一瞬、雲が晴れ、大文字の山の傍らに満月が輝きました。
思いもよらぬ、景色に「すごい~すごい~」と言葉にならないミモロです。

そもそも8月16日付近が満月になるのは、何年かに1度のこと。
しかも天候に恵まれる必要があります。
「本当に令和元年の送り火に、こんな景色が見られたなんて・・・」と思うミモロ。

お友達のお家のベランダは、マンションの7階で、目の前に遮るものはありません。
また、その高さも幸いしているのは、間違いなく、月と大文字の送り火の距離がほどほどに・・・。

京都市内には、何万という人が、大文字の送り火と満月を、ミモロと同時刻に見ています。
でも、満月が、これほど大文字に近く見えるのは、実は、すごく限られた場所なのでした。

いろいろな方が、FBで大文字の景色をアップしています。
同じ大文字を撮影しても、その写真はさまざま。

ミモロもこの写真をFBにアップしました。「すごくいい写真ですね~」「満月と一緒のはすご~い」との声をいただきました。
そうなのです。この景色は、30秒もないほどのわずかな時間でしか見られなかった貴重な写真になったのでした。

「なんかこの景色、日本画かなんかで見たことある気がする~」とミモロ。
「まさに京都って景色だよね~」

わずかな時間ではありましたが、満月と大文字の景色に出会えたことはありがたいこと。
手を合わせ、静かにご先祖さまを送ります。

今年は、「大」と「法」の2文字を拝みました。

京都市内で、五山すべてを拝める場所は、ほとんどないかも…。
「たくさん見なくても、心鎮まるような送り火がひとつだけでも見えたらいいね~」と、人それぞれの送り火があると思うミモロ。

令和元年の大文字と満月は、ミモロにとって忘れられない景色になりました。
「ご先祖さま、ありがとうございます。またね~」と、すでに雲に隠れ月の見えない山。送り火は、チロチロをその火を弱め、やがて消えてゆきました。ミモロは、ずっと手を合わせながら、その景色を見ていました。



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