猛スピードで飛んでいたのは、ハリオアマツバメ。

尾の先に、小さく飛び出したハリオ（針尾）も写っていた。（ぼんやりとだが私には見える）

上空を、数羽のアマツバメが飛びまわった。

アマツバメも南の国に渡っていった。

風の強い日、低く飛んでくれたサシバ。

天気が空高く晴れ渡ると、タカたちも高く飛ぶ。荒天で風が強いと低く飛ぶ。風が無いと飛んでくれない。天気によってずいぶん様子が変わってくる。

黒くて威厳に満ちた、たくましいサシバもいた。

鋭い目で、にらみながら飛んでいた。

尾羽を広げ、気流に乗って、高く舞い上がるサシバ。

円を描きながら、次第に高くなる。
数十羽がタカ柱をつくりながら舞い上がるのは壮観だが、今年はせいぜい十数羽だった。

ロマンを感じる鷹の渡り、主役はサシバ。

毎年、南の国と日本を往復し、数千キロを旅するというサシバ。
しかし、年々少なくなっていくようだ。開発は進み、水田はすくなくなる。当然のことだが餌にするカエル、トカゲなどはどんどん少なくなる。

初めての、今年のサシバとの出会い。

サシバに会いにいっても、不運にもいつも振られてばかりだった。今年初めての出会いだ。

多くはなかったが、次々渡って行くサシバ。

明るい茶色のサシバだ。若い鳥のような気がする。

数羽のミサゴも、渡って行った。

ミサゴも南の国まで渡って行くのだろうか？国内移動かもしれない。