昨日、仕事が終わったあとに、
友人と食事に出かけました。
夜の繁華街は、会社員や若者がたくさんいて、
まさに「金曜の夜」といったふうで、
ふと、7年前の3月11日が金曜日だったことを思い出しました。
腕時計を見ると、夜の9時ちょっと過ぎ。
7年前、以前の職場では退職する同僚のための送別会を予定していて、
あの震災がなければこうして街に繰り出していたんだろうな、と思い、
また、7年前、真っ暗な自宅でラジオから流れるニュースにただただ呆然として、
何をすることもできなかったことを思い出しました。
もう7年。
まだ7年。
何を語るかによって、この7年が短く、長く感じます。
あちこちで追悼式が開催されます。
テレビでは特集が組まれます。
3月11日という日を、いつもと同じように暮らそうと思う人もいるでしょう。
私は、町内会に入ることにしました。
入れ替わりが多い単身用集合住宅は、
入居の際に「町内会に入りますか」と聞かれることもありませんでした。
会費の集金もないし、地域の掃除当番もありません。
もちろん市政だよりなどのお知らせも届きません。
つい先日、私の暮らす街の町内会長さんを知っているという人と知り合いました。
そこで、紹介していただくことにしたわけです。
明日は3.11。
家族や友人、大切な人に「いつもありがとね~」を伝えておこうと思います。
7年前、ライフラインが止まっていたのに、
郵便屋さんが届けてくれた資格試験の合格通知。
ぬるいビールで家族が祝ってくれました。
ちゃんと今の暮らしにつながっています。
庄子でした。