ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

72年の時を超えて

2009年09月02日 20時28分00秒 | フランス語
おととい、フランス語の授業の宿題としてやっている、
最新の面白いニュース探しをしていたら
ちょっと素敵なニュースを発見。

1937年8月11日に、とある青年が、
フランスの南東のサン・エティエン・ド・ティネという街から
モナコにいるフィアンセに宛てて出した絵葉書が
72年後の8月25日に届いたのだとか。
残念ながら受取人の女性は40年前に亡くなっていて
受け取ることは出来なかったけれど。


(こちらはハトの恋?)

モナコの郵便局長が言うには、
どうも選別機から落っこちていたとしか思えない、と。
このありえない言い訳もかなり面白いけれど、
でもそのおかげで、こんなロマンティックな出来事が。

72年の時を超えて、恋人に届けられた絵葉書。
いくつもの戦争を乗り越えた年月、
このお二人にはどんな物語があったのでしょう。
受け取ったのは、女性の息子さんで若者の甥御さんというから
お二人は一度は結ばれたのかどうなのか、ややこしそう。

このニュースでは郵便制度のずさんさばかりが
取り沙汰されていたようだけど
わたしは、お二人のロマンスの行方ばかりが気になって。

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