マダガスカル１日め ＜アンタナナリボ到着＞

●はじめに

＜バオバブの木＞



これは、２００６年３月２７日～４月０１日までの、マダガスカル１人旅の旅行記です。
以前作っていた旅行記のサイトを閉めたので、修正したり手を加えたりして、こちらへ移しました。
旅の目的は、横っ飛びの愛らしいキツネザル「シファカ」を見ることと、バオバブの木を見ること。
マダガスカル島はアフリカ大陸の南東に位置する島で、大きさは日本の１.５倍くらい。
この遠いマダガスカルにまさか１人で行くことになるとは思わなかったけど、この時期、仕事を休める友達がいなかったので、思い切って１人旅を決心しました。

旅行期間は６日間ですが、バンコク乗り継ぎは待ち時間も長いので、マダガスカル滞在はたったの３泊４日。
こんな短い期間でマダガスカルへ行く人は少ないと思いますが、それでもこんなに楽しめるという旅行記です。
マダガスカルのベストシーズンは６～７月で、私が行った３月末はまだ暑く、モロンダバでは日中３６度くらいでした。
通貨はアリアリで、アンタナナリボ空港で日本円から両替できます。
この時のレートは、１円＝約１８アリアリでした。

●旅の準備

マダガスカルはガイドブックや旅行記が少なくて、情報収集に苦労した。
特に治安はどうなんだろうという不安を消してくれる情報があまりなくて困っていた。
とりあえず、マダガスカル航空の東京支店に相談しよう。
老舗の現地旅行社「AIR TOURS」を紹介してくれたので、すぐにメールを送って希望を伝えると、とても親切で丁寧な返信がきてホットした。
担当のJOSYさんと何度もメールのやりとりをしていくうちに、最初の不安がすっかり消えてしまい、なんとかなりそうな気がしてきた。
といっても、小心者の私は、現地ガイドと車を用意してもらうので、なんとかなるに決まっているんだけど（笑）


～２００６年３月２７日（月）～

●まずバンコクへ

関空からバンコクへはタイ航空で約６時間半。
バンコクでの７時間待ちはきつかったけど、本を読んだり、マッサージをしたりして時間をつぶした。
まだスワンナブーム空港ができる前だったので、小さなドムアン空港では時間を持て余してしまい困った。
文字通りくたびれてしまったけど、マダガスカル航空のチェックインが始まると、やっと旅行が始まるぞ！とテンションが上がってきた。

＜マダガスカル航空＞



バンコク０１：１０発。
マダガスカルの首都アンタナナリボまでマダガスカル航空直行便で約８時間半。
初めて乗る航空会社は興味津々でワクワクする。
マダガスカル航空は期待以上で好きな航空会社の１つになった。
よく遅れると言われていたので心配していたけど、今回はたまたま運がよかったのか、国際線も国内線もほぼ定刻通りだった。

＜機内食の朝食＞



CAさんは親切で、機内食もワインもおいしくて、特に夜食のマフィンは絶品だった。
１つだけ不便だったのは、トイレに便座シートがなかったこと。（今はあるかも）
揺れも少なく、快適なフライトで早朝０５：４０にアンタナナリボ到着。