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【新型インフルエンザ:対処治療】:WHO発表/ 暫定治療指針。

2009-05-23 22:22:22 | 健康・医療・科学

 
 2009年5月22日。
 世界保健機関(WHO)は、
 新型インフルエンザ(a/h1n1/2009)患者の、
 治療指針を公表しました。
 治療指針は、多くの感染者を出した、
 メキシコ・米国・カナダのデータを中心に解析しています。

 【治療の指針】

 *感染者の約73%は30歳未満。

 
*症状。
  ・通常の季節性インフルエンザに類似。
  
・自然治癒する症例が多い。
 
~免疫機能の有効性を指摘しています。
   ただし免疫がウィルスに対して記憶マニュアルを持っておらず、
   極めて感染力が高いことも指摘されています。

 *入院が必要となった感染者の割合。
  ・米国・カナダ:約2~5%。
  ・メキシコ:6%。
 
~医療機関の充実や国の先進性が反映されているようです。
   日本の場合は米国・カナダの数字が参考になります。
   また新興国のメキシコでは高い入院率が確認されており、
   発展途上国や貧富の差の激しい国では深刻な数字が予想されます。

  

 *重症化しやすい感染者(稀に死亡を誘引)
 (米国の入院患者、メキシコでの死者の約半数)
  
・ぜんそくや糖尿病などの慢性疾患のある患者。
  ・肺炎などの呼吸器疾患のある患者。
  ・妊婦の方。
 患者の重症化を防ぐため、
 
<タミフルやリレンザの早期投与>
 
<感染初期段階での投与が望ましい>
 
と明記しています。
 ~誤解しないでいただきたいのは、
   基礎疾患を持つ人すべてが重症化するわけではありませんし、
   感染後、多くの人が直ちに重症化するわけでもありません。
   感染流行地域でご自身に僅かな感染症状でも感じられれば、
   早期(疑わしきは即行動)に医療施設に相談してください。
   WHOの指針はそのように注意を促しています。
   タミフル投与の推奨時間は発熱確認後48時間以内。
   ウィルスの増殖が膨張する前の、
   より迅速な投与が理想的です。


 *注意すべき治療薬品について。

 ・アスピリンなどのサリチル酸系の解熱・鎮痛剤
 
<急性脳症を併発する危険性>
 があるとして18歳未満への使用を避けるように勧告。

 ・抗炎症剤の副腎皮質ステロイド。
 も有効性は証明されておらず、
 
<副作用があるために使うべきでない>
 と明記されている。

 今回の治療指針は暫定的なもので、
 WHOは今後、さらに症例が増えた段階で改定する方針。

 (2009年5月23日:読売・中日・日経新聞記事参照/独自編集)

 

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