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台風第17号(ジェラワット)平成24年9~10月(2012年09~10月)。

2012-10-01 07:38:00 | 台風関連

台風第17号 (ジェラワット)
*進路予報→ http://www.jma.go.jp/jp/typh/1217.html

<10月1日:朝>
台風17号は大きな被害を出すこともなく三陸沖太平洋。
鹿児島沖~四国沖での海水温が高温でなかったこと。
紀伊半島沖を沿うように進路を進めたことで回転運動の疎外。
幾つかの要素が予想以上に台風を衰弱させたものと思われる。
台風は今後列島を離れ太平洋沖へと移動することで終息。
今日中にも温帯低気圧に変わる見込みだ。

今回は土日の連休を通し台風の予想進路と台風の実際の進路を比較。
私の住む石川県では9月30日午後にまとまった雨が降ったものの静穏。
この台風では沖縄県で
釣り人1人が亡くなった。

<10月1日6時:24時間降水量>
1. 和歌山県本宮 273.0mm
2. 三重県宮川 267.5mm
3. 奈良県上北山 257.0mm
4. 三重県亀山 231.5mm
5. 奈良県天川 227.0mm
10. 岩手県祭畤 192.5mm


*画像:気象庁(2012.10.01.am):上陸までの進路&今後の予報進路。

<10月1日6の実況>
存在地域:襟裳岬の南約160km
中心位置:北緯 40度30分、東経 142度55分
進行方向、速さ:北東 70km/h(38kt)
中心気圧:985hPa
最大風速:30m/s(55kt)
最大瞬間風速 40m/s(80kt)
25m/s以上の暴風域:南東側 220km、北西側 110km(60NM)
15m/s以上の強風域:南東側 560km、北西側 390km(210NM) 

<10月日18時の予報>
存在地域 千島近海
進行方向、速さ 北東 65km/h(36kt)
中心気圧 990hPa


<9月30日:夜>
台風17号は午後7時頃に愛知県東部に上陸後、北東に進路。
中心気圧は970hPaと暴風の危険度は大きく緩和された。
しかし、
中心付近の南東側では瞬間的に40mを超える暴風に注意。
雨についても速い速度で移動と上陸後の台風の衰退から、
長時間同じ地域で風雨に曝される可能性は少ないと考える。
ただし、
局地的に記録的短時間雨量は否定できず低地の浸水に注意。
繰り返すが観測点と風向きと雨雲を防ぐ山地の位置を確認。
そのために“台風の中心位置は最新の情報”の入手。

午後8時現在での強い風は静岡県や関東南部に集中は予想範囲内。
関東地方~東北地方は風音で眠れない夜を過ごすことになりそうだ。

pm8:00(最大風速)
1.東京都三宅坪田 22m/s南南西
2.東京都神津島 21m/s南南西
2.静岡県静岡空港 21m/s南南西
4.静岡県石廊崎 19m/s南西
5.東京都八王子 18m/s南南東
*tenki.jp


*画像:気象庁(2012.09.30.pm)

台風17号の上陸時の暴風円を切り取った。
また下記に周辺都市の平均風速を記載。

中心からの距離と風向きと風の強さの確認。
台風の“回転運動の癖”を確認できると思う。
因みに台風の進行方向&速さは北東50m/h。

<名古屋市千種区日和町>
*名古屋地方気象台
20時  北西 8m/s
19時 北北西 10m/s
18時   南 5m/s
17時 北北東 7m/s

<常滑市セントレア>
*中部航空地方気象台
20時 西北西 17m/s
19時 北北西 25m/s
18時 東北東 12m/s
17時 東南東 18m/s
16時   東 19m/s

<豊橋市神野新田町レノ割>
20時 西北西 15m/s
19時 南南西  6m/s
18時 東南東 14m/s
17時 東南東 15m/s
16時   東 14m/s

<浜松市中区三組町>
*浜松特別地域気象観測所
20時  南西 9m/s
19時   南 14m/s
18時  南東 13m/s
17時 東南東 11m/s


*画像:気象庁(2012.09.30.pm):上陸までの進路&今後の予報進路。

<30日19時の実況>
強さ:強い
存在地域:豊橋市付近
中心位置:北緯 34度50分、東経 137度25分
進行方向、速さ:北東50m/h
中心気圧:970hPa
中心付近の最大風速:35m/s
最大瞬間風速:50m/s
25m/s以上の暴風域:南東側 220km、北西側 190km
15m/s以上の強風域:南東側 500km、北西側 440km

<01日6時の予報>
存在地域:三陸沖
進行方向、速さ:北東 65km/h(35kt)
中心気圧:975hPa


<9月30日:朝>

台風17号は当初予報よりもやや南の海上に進路を取り、
九州南部や四国西部では暴風域に入る可能性は少なく、
午前7時の時点で全国的に大荒れの地点は少ない様子。
大きさも大型から無表示と強風域は小さくなり気圧も945hPa(非常に強い)。
安心できる要素が少しずつ増えているものの直撃となれば話は別。
気象庁の予報では紀伊半島への上陸は回避され東海~関東西部に上陸?
海上からストレスなくダイレクトに上陸することと進行する速度の相乗効果は、
台風の中心位置から東側の観測点では相当の暴風
が吹き荒れる見込み。
つまり、
進行方向が南西→北東の向きに50kmの速度+南西→北東の風向き=暴風+α
さらに、
風向きを遮る山地や山脈がない沿岸は瞬間的には中心付近で55m前後(950hPa)の暴風
中心から外れても45mを超える暴風が予想される午後5時以後の東海・関東西部。
*上陸後約400kmの暴風域を50kmの速度で移動した場合は最大で8時間の暴風域。
台風の進路の南東側(関東・東北南部)は雨・風ともに最大限の注意が必要。
また、
局地的には“台風から外れても暴風や記録的短時間雨量”の可能性は否定できず、
台風の進路の北西側でも斜面に台風の雨雲がぶつかる地点(紀伊半島・東海)は大雨
*岐阜県・長野県・・群馬県・栃木等の内陸部でも大雨災害に対する
注意が必要。
台風の北西側の観測点(暴風域)でも瞬間的には40mを超える暴風は否定できず、
暴風域の進路に当たる地点では午後は自宅待機。
兎にも角にも中心位置と雨雲の動き。
最新の情報を入手し的確な行動を心掛けてください。

<30日6時:24時間降水量>
1. 鹿児島県 古仁屋 298.5mm
2. 鹿児島県 名瀬 289.5mm
3. 鹿児島県 上中 286.5mm
4. 鹿児島県 屋久島 264.5mm
5. 鹿児島県 天城 259.0mm


*画像:気象庁(2012.09.30.am)24時間進路予報。


*画像:気象庁(2012.09.30.am):衛星画像。

<30日6時の実況>
大きさ -
強さ:非常に強い
存在地域:種子島の東約240km
中心位置:北緯30度10分、東経133度30分
進行方向、速さ:北東 45km/h
中心気圧:945hPa
中心付近の最大風速:45m/s
最大瞬間風速:60m/s
25m/s以上の暴風域:南東側 220km、北西側 190km
15m/s以上の強風域:南東側 500km、北西側 440km

<30日18時の予報>
存在地域 御前崎市の西南西約90km
進行方向、速さ 北東 50km/h(26kt)
中心気圧 950hPa

<01日6時の予報>
存在地域 三陸沖
進行方向、速さ 北東 70km/h(37kt)
中心気圧 970hPa


<9月29日:夜>
台風17号の進路予報と暴風域予報。
進路については未だ確定とは言えないと感じる。
29日深夜は南西海上を北上(午前6時に鹿児島沖?)。
明日30日は1日台風情報に番組変更?
九州・四国は未明から台風の強風域に入り、
本州が暴風域に入るのは30日の午後から。
交通は西から軒並み大混乱になる可能性も高い。
時速45kmの予報は時間毎の中心位置に注意。
先程関西が今関東?
そんな感じも否めない。



*画像:気象庁(2012.09.29.pm)暴風域に入る確率(分布表示)。
:黄色・橙色は上陸後に暴風域がなくなるわけではなく確率の問題。


*画像:気象庁(2012.09.29.pm):24時間進路と通過図。
:注目は沖縄本島の北を通過後に奄美諸島の南を通過。
:台風の最も強烈な中心から南東×向き・速度の相乗=那覇市の暴風?
29日午後には那覇市で最大瞬間風速61・2mの“観測史上第3位”を記録。
28日午後には石垣市登野城で50・6mの最大瞬間風速を記録。

<29日19時の実況>
強さ:非常に強い
存在地域:奄美大島の南約90km
中心位置:北緯 27度35分、東経 129度40分
進行方向、速さ:北東30km/h
中心気圧:935hPa
中心付近の最大風速 45m/s(90kt)
最大瞬間風速 65m/s(130kt)
25m/s以上の暴風域:南東側 220km、北西側 190km
15m/s以上の強風域:南東側 500km、北西側 440km

<30日18時の予報>
存在地域 潮岬の東北東約50km
進行方向、速さ 北東 45km/h
中心気圧 950hPa

<01日15時の予報>
存在地域 北海道の東
進行方向、速さ:北東65km/h(35kt)
中心気圧:980hPa
最大風速:30m/s


<9月29日:朝>

台風17号の進路予報。
29日(土):午前7時の台風の位置は那覇市の南西110km。
2時間ほど前に台風は沖縄本島を暴風域に巻き込み接近。
移動速度20㎞は午後0時(昼12時)頃に台風の中心は那覇市周辺。
今後は沖縄~奄美諸島に沿うように北東に進路を進める。
昨日からやや衰えは見せるものの40m前後の暴風と瞬間的には60m。
今年沖縄本島を襲った2つの台風と比較し進入角度の違いは大きな影響。
中心部分が観測点の北に位置する場合は暴風が吹きやすい環境に入る。
また、
先島諸島では24時間雨量が600mm近くを記録する場所もあり、
今後は風台風同様に雨台風としての注意も必要。

気象庁の予報では台風は速度を上げて本州に直撃。
30日(日曜日)の夜には紀伊半島~東海地方に上陸
列島に大きな爪痕を残すことは必至で事前の避難は必須。
*進路予報を見る限り気象庁は上陸後の急激な衰退を示唆。

上陸後は。
風台風としての素養は緩和されるものの雨量に大きな変化はない。
本州でも局地的には24時間雨量600mmを超えることは必然で、
30日の夜間は最大の注意(事前避難)が必要。
*進路については未だ確定とは言えない。

<29日6時:24時間降水量>

1. 沖縄県 仲筋 572.0mm
2. 沖縄県 鏡原 346.5mm
3. 沖縄県 石垣島 310.0mm
4. 沖縄県 真栄里 287.0mm
5. 沖縄県 下地 262.5mm
*資料:tenki.jp

<29日6時:最大風速>
1. 沖縄県 慶良間 32m/s 東
2. 沖縄県 渡嘉敷 28m/s 東南東
2. 沖縄県 宮城島 28m/s 東南東
4. 沖縄県 下地 24m/s 北西
4. 沖縄県 糸数 24m/s 南東
*資料:tenki.jp 

 
*画像:気象庁(2012.09.29.am6:00)
:進路予報について必ずしも中心線を通るわけではない。
:太平洋に出る前に暴風域は消滅するとの示唆(赤丸の予報円)。

<29日6時の実況>
大きさ:-
強さ:非常に強い
存在地域:那覇市の南西約140km
中心位置 北緯 25度30分、東経 126度35分
進行方向、速さ:北東 20km/h
中心気圧:930hPa
中心付近の最大風速:45m/s(90kt)
最大瞬間風速:65m/s(130kt)
25m/s以上の暴風域:南東側220km、北西側190km
15m/s以上の強風域:南東側500km、北西側 440km

<30日6時の予報>
存在地域:四国沖
予報円の中心:北緯30度20分、東経132度50分
進行方向、速さ:北東 35km/h
中心気圧:940hPa

<1日6時の予報>>
存在地域:東日本
予報円の中心:北緯 36度20分、東経 139度05分
進行方向、速さ:北東 45km/h
中心気圧:975hPa


<9月27日:夜>

台風17号の進路予報。

28日(金):午後9時に先島諸島の南海上。
29日(土):午後9時に沖縄本島近海 。
30日(日):午後9時に紀伊半島に接近後に上陸?
 1日(月):午後9時に東北沖太平洋に抜ける。

<30日午後9時の予報>
存在地域:紀伊半島沖
進行方向、速さ:北東40km/h
中心気圧:960hPa

昨晩の5日間予報では1日には台湾から南西諸島に足踏み。
一夜明け予報は大きく変更され誰もが驚いたことと思う。
各地の週間天気を確認すれば一目瞭然は1日~2日のお天気。
現在の表示は曇り時々雨もコース次第で暴風域の中に。
先島諸島では明日にも大荒れ必至も台風の中心は観測点の南側。
今年は週末の連休に台風が近づく沖縄本島付近は中心位置がかなり接近?
30日から2日にかけて列島に接近後に上陸の予報
偏西風に乗った台風の移動速度が早い見込みは強い勢力での列島縦断
進路については未定要素が強いものの重大な災害を起こす危険性。

余談ながら過去の例を紐解けば、
9月末に日本を襲った台風に甚大な被害。
*室戸台風:1934年9月21日
*枕崎台風:1945年9月17日
*洞爺丸台風:1954年9月26日
*狩野川台風:1958年9月26日
*伊勢湾台風:1959年9月26日
*台風第19号:1991年9月27日(リンゴ台風)

近年では温暖化の影響からか、

*台風第23号:2004年10月20日
が10月の下旬に日本を襲う例もあった。

2012年台風17号も、
フィリピン沖では猛烈な勢力に発達。
予報では、
勢力を弱めながら列島に接近(960hpa?)も、
近年は北上しても勢力が衰えない例や、
四国沖で再発達する例も見られ、
週末~週明けは厳重な警戒
が必要になる。


*画像:気象庁(2012.09.27.pm9:00)
:南西の台風17号と北東の18号の比較。
:台風17号の勢力の強さを確認できる。

<27日18時の実況>

大きさ:大型
強さ:非常に強い
存在地域:沖縄の南
中心位置 北緯 20度35分、東経 124度20分
進行方向、速さ:北北西15km/h(7kt)
中心気圧:920hPa
中心付近の最大風速:50m/s(100kt)
最大瞬間風速:70m/s(140kt)
25m/s以上の暴風域:全域190km
15m/s以上の強風域:北側650km、南側440km

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