mimi-fuku通信

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部活同窓会と人工透析(糖尿病性腎症)とWi-Fi社会(拘束からの自由)。

2012-05-17 01:00:00 | mimifuku

今夜は2つ目(日を跨ぐものの)。
*前回が5月11日の夜の投稿なので約5日ぶり。

5月12日(土)夜。
昨年に続いての中学時代の吹奏楽部の部活同窓会についての打ち合わせ。

今年は4学年合同の同窓会とのことで急遽名簿作成のお仕事を頂いたため作業に多忙。
他にも、
親しくしている友人が糖尿病からの腎疾患のため人工透析を受けることになって…。

『部活同窓会と人工透析(糖尿病性腎症)とWiFi社会(拘束からの自由)』
とのタイトルは今夜の気分に相応しくないのかも?
*本当は別々のタイトルで投稿すべきは重々承知だが…。


部活(中・高時代のクラブ活動)同窓会については、
1つの学年は先輩2年と後輩2年の5年間が対象になり、
ホスト学年を私の1つ下の学年に焦点を当てているため、
今年の部活同窓会では、
私達の学年とは面識がなかった3つ下の学年が参加。

その学年の名簿作成も、
12日の世話役会には2人の新入参加があり、
比較的スムーズに仮名簿(住所録)が仕上がった。
仮名簿から対象学年の世話役達が手分けし、
本格的な住所の確認(親元や友人の伝手)。

相互の連絡はホストPCからの一斉メールで、
各学年の世話役の携帯メールへ送信。

3日も経たずに約半分の新しい住所は確定した。

PCへの返信メールは手元のiPod touchに転送(WiFi)されるので、
PCを開けるまでもなく即座に対応できることが大きなメリット。
*つくづく便利な世の中になったものだと感じる。

世話役会の時にも、
昨年の同窓会の写真や個々のブログに掲載された其々の集まりの写真や、
中学時代に後輩たちが演奏したデータをiPodに入力し居酒屋の個室で披露。
*昨年参加しなかった学年からレコードやカセット・テープをCDに録音して、
部活メンバー全員に配布した作業には驚きの声があがった。
そのCD音源をiTunesからiPodに転送し持ち運べる手軽さも時代の象徴。


さらに遠方に住む同窓生の住所確認は、

FaceBookやGoogle+も活用(私ではない)し、
既に交流は始まっているとの報告。

*総てが最近の1⇔12年程の間に起きた時代変化。

ただし、

人と人が集まり目の前で盃(コップ)を交わしての楽しい一時(ひととき)は、
2000年前の時代も大きくは変わらないだろう人々の交流の形式だろうし、
人が本当に楽しいと感じる時間は、
液晶画面の外にあるだろう事実を見逃してはならない。


*****

友人が人工透析に至る過程を詳しくは知らない。

5~6年も前に糖尿病から、
インシュリンを使用しているとの話は聞いていたものの、

数値に見る症状は安定してると語っていた。

GW前に子供からインフルエンザB型を感染。
今年に入って腎臓の新薬を飲んでいると聞いていたが、
GW開けに病院に行ったら即刻入院。
*その翌日から人工透析が始まったようだ。

家族の話ではインフルエンザとは直接の関係はないようだが、
前後10日間の休み(GW)が何らかの要因になったかは定かではない。

人工透析をしている人を(私は)何人か知っている。
30代から40年近く人工透析を受けながら“元気な70代”もいる。
糖尿病からの人工透析は余命が短いとも聞くが、
養生次第では数年のうちに亡くなることはないようだ。

そのことを先程まで行きつけの居酒屋のママに聞いていた。
街の酒場の店主は“生き字引”のような側面もあり、
多くのお客さんの愚痴(体験)を聞くのも仕事のひとつだ。

ママの話では、
手首近くの動脈から管を入れて、
最初は7~8時間ほどかけてゆっくりと透析。
*腹膜からの透析もあるがようだが…。
身体が慣れてくると徐々に時間を短縮し、
約4時間前後の透析を週に3回の割合で実施。

透析は人によって受け止め方に差異があるようだが、
「ムズムズと虫が身体の中で動き回っているような感じ」。
と耳にした。

特に水分摂取や果物・野菜の摂取には注意が必要で、
カリウムを少なくするために野菜などは必ず茹でるそうだ。
*家族の献身的な協力も必要だと聞いた

さらに周知のことだと思うが、
人工透析患者の多くは身障者扱いとなり、
幾らかの公的補助や透析の自己負担免除。
その他に移動手段の恩恵もあるようだ。

こうした実話(事例)を次々と答えてくれるのが、
人と人との面談(直接的な会話)の最良点で、

Webで調べると、
専門用語が飛び交い答えを見いだせずに時間を浪費し、
患者の神経を逆なでるような悲観的な言葉も多く見かける。
*知恵ある人との面談では相手の心情を気遣いながら話を進める。

ただし居酒屋のママの話では、
夏季の水分補給の制限は苦しく、
精神的ダメージから節制できず、
身体を悪化させる例も多く、
一概に“これ”と言った答えはない。

また、
家族の腎臓(特に年老いた父母)から腎臓提供を受ける例も、
家族の疾患(持病=投薬)によっては移植できないことも多く、
これもまた、
一概に“これ”と言った答えはないようだ。

*****


『人工透析とWiFi社会(拘束からの自由)』

私が望む社会を文字にすれば、
人工透析に要する時間は平均して3~5時間と長く、

片手が拘束されていることから本を読むのも困難。

殆どの施設ではテレビなどが完備されているらしいが、
地方の地上波民放放送ではチャンネル数が限られ、
私が予想する退屈は計り知れない。

しかし現代のタブレット型コンピューターでは、
片手でタッチ&ズーム・アウトを簡単に行え、
自宅で好きな映画・音楽、雑誌・新聞、家族の写真等を入力。
*オフライン(電波のない環境)での使用が可能。
さらに、

透析室がWi-Fi環境であれば自由にWebを閲覧したり、
相手側(家族・友人・知人・仕事関連)も対象機器を持っていれば、
透析中でもテレビ電話(無料)で目の前にいるように会話も楽しめる。
*SNSを使って全国の透析中の方々と情報交換することも可能だろう。

施設(主に公共・民間の病院)が準備するものは、
タブレットPCを固定するアーム式のタブレット・スタンドと、
Wi-Fi環境(&タブレットPCの承認)が整った透析室。
それは、
複雑な装備や多額の資金が掛かるものではない。
*一般家庭でも簡単に可能な設備が施設でできない理由がない。

個人用のタブレットPC(4~5万円)まで準備することは不要だが、
*一部のWiFi対応の携帯音楽プレーヤーなどは2万円前後から購入可能。
透析の待合室で、
ホストPCから映画や書物を自由にダウンロードできる環境(公民の援助)。
*高齢者には定年退職者等のボランティアによるタブレットPC講座(or代行)。

“透析患者の苦しみである拘束(退屈)の解消”

国家が本気になれば、
大きな建造物(未来の粗大ゴミ)を建てる金額や、
公共投資目的(政治力や行政目標)で購入される、
不当に高い個人の農地や山地の購入資金を回せば、
多くの患者の苦しみを劇的に緩和できるはずだ。

“この国の国家目標は何処にあるのか?”

今夜は“そんなこと”を文字にした。

コメント
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