今日からお盆休みだ。
本当なら早起きして墓掃除の予定が台風4号の接近で断念。
台風4号(2010年)は午前11時現在石川県に最接近しており
輪島市の北110kmに位置し北東に30km/hの速度で移動中。
しかし中心気圧は992hPaと予報通りの衰弱。
石川県加賀南部地方にとっては“恵の雨”となっている。
朝に家人が昼食の用意をするのが面倒なので、
アル・プラザ(平和堂)かジャスコ(イオン)に連れてってと言うので、
お弁当を買いに10時前に家を出る。
途中の田畑を確認しても、
実り多い今年の稲穂が風で倒れることもなく安心。
果物はどうだろうと思いながらも、
大きな風で家が揺れることもなく、
恐らく大事に至ることはないだろう。
逆に7月17日の梅雨明けから雨らしい雨は局地的にしか降らず、
畑や山林の水不足が心配だったのだけど、
この時間も適度にまとまった雨が降り続く。
水を欲しがる生物はみんな嬉しそうに、
台風4号を歓迎していることだろう。
梅雨明け前の北陸に於ける異常な寒さ。
一転して梅雨明け後の異様な暑さ。
農作物(冷夏による米不足)の心配はなくなった。
~みんな異常気象だというが今年の北陸の夏は、
暑いながらも平均的な夏の気がする。
昨日はフェーン現象による高温(37℃超)。
一転して今日は雨による気温の低下(27℃)。
窓を閉め切っても扇風機だけでPCに向かう涼しさ。
~扇風機は例によってPCに風を送って…。
現在東北地方や北海道地方は、
恵とは言えない大きな雨雲がかかる。
特に今年の北海道は、
太平洋高気圧の勢力の恩恵をあまり受けず、
不順な天候が続いているようだ。
暑い寒いは農作物に大きな影響を与える。
人間のように暑いからといって、
エアコンの中で過ごすことのできない、
野生の動物や山の木々や昆虫たち。
さらに海を泳ぐ魚群や微生物。
環境の変化は総べての生物に影響を与える。
人間中心の社会構成(環境操作)は、
人知が予想する未来予測通りに、
必ず破綻するのだろう。
その原因は人間によって操作された自然環境の中で、
生きることが難しくなっている自然界の生命の復讐?
SFめいた話だが人間が創作する怪談話よりも不気味だ。
誰も気付かないうちに日々進行する自然界からの復讐。
ターゲットは環境を動かす人間に他ならない。
それは何時何処で牙をむくのだろう。
通例とは異なり東シナ海の北上中に発達した台風4号。
私の住み地域にとって恵の雨となっているが、
何か言いようのない不穏な匂いがする。