昨日の夕方に岡田JAPANの選手達が帰ってきた。
午後6時30分からの共同記者会見の模様に帰宅が間に合い、
お風呂にも入らずTVに見入った。
午後6時52分頃。
いつもなら全国の天気予報の時間だがスルー。
しかし地方の天気予報は定刻通り54分頃に始まった。
共同記者会見をデジタル2に移動していないかと確認したら、
“なかった。
~先日の全日本陸上競技選手権の際には、
延長になったゴルフ中継をデジタル2で放送。
テレビの延長放送も新たな時代に入ったと思いきや、
今回は残念ながら気の利いた配慮はなかったようだ。
少しだけ内容を記述すると、
今大会の岡田武史監督の決定は、
1998年の中田英寿選手と三浦知良選手の関係と、
本田圭佑選手と中村俊輔選手の関係がダブって見える。
本田選手の才能は中田選手の才能以来の逸材で、
今後の日本チームは本田選手を中心に回りそうだ。
ただし、
本田選手もまた中田選手に似た(自分に厳しい)性質を持ち、
自分の高い理想を主張しだすとチーム内の反発を受ける可能性を示唆。
また次期監督が、
森本貴幸選手のスピードに魅力を感じる人なら本田選手の立ち位置が微妙。
優秀な選手が多ければ多いなりの亀裂が生じると指摘。
優勝候補:ブラジル・チームのドゥンガ監督はチームプレイを大事にしており、
スタンドプレイに終始する選手を今回のW杯で起用しなかった。
ドゥンガ監督は日本でプレイ経験もあり日本型のチームプレイがお気に入り?
サッカーは“監督の腹一つ”で総てを決めれなければチームは分裂。
サッカーは野球とは違い単独プレイが少ない競技(連係プレイが主)だけに、
個人プレーを是とするか非とするかでメンバーが大きく入れ替えられる。
基本的な南米型とヨーロッパ型の違いは個人プレーの捉え方で、
圧倒的なスピードとスタミナを誇る南米チームは個人プレーが華やかに見える。
日本の場合は世界に通用するフォワード選手が少ないだけに、
守りに終始するのが常套手段で今回の勝因に、
中澤佑二選手と田中マルクス闘莉王選手の高さを指摘。
その2人も年齢的に4年後もピークを維持することが難しく、
後に続く守りの要が4年後の課題らしい。
ふ~っ、何のことやら。
世情の話では菅直人首相が暴走気味。
閣僚達が困り果てる思いつき発言に菅さんの焦りが見える。
消費税を上げて年収の少ない人には徴収分を返金。
弱者救済に見えて現実的には年収をどのように算段するのか?
サラリーマンと自営業者の年収は本来違うもの。
自営業者は必要経費が認められており自己分と事業分の所得配分が不明瞭。
サラリーマンの場合は事業者と違い帳簿明記の義務がないために、
いくら消費したかを申告する際に領収書の提出だけでは不明確。
さらに不定期雇用のパート社員やアルバイトに明瞭な自己申告は無理だろう。
例えば消費税の還付の申請が自己申告になる場合、
10%の消費税分が低所得者が返金されると仮定した場合に、
中間所得者がマージンを払って低所得者に代わりに物品の購入依頼をしても、
領収証の証明によって消費税分を低所得者に還付するのか?
その低所得者の購入行動(消費税の支払い)を誰が証明できるのか?
狡賢い頭脳は低所得者を取り込んみ脱税行為を働く者も多く出現。
そんな事例を予測しながら矛盾点を考えないのだろうか?
あるいは私の知らない何か不正防止の還付手法があるのだろうか?
弱者救済を選挙前に何かの形で示したいのは理解できるが、
子供手当て同様に狡賢い頭脳の食い物にならないかを考慮し、
慎重な発言が望まれる。
参議院選挙まで選挙戦の残り時間は1週間。
投票日の翌朝はワールドカップの決勝戦。
国民の意識を選挙日までに選挙モードに引きずり込める政党が勝利する。
菅首相は手法を間違えたようだ。
小沢前幹事長が“意味有り気なキラーパス”を出しているのに、
果敢に前面に出て対応するのは枝野幹事長だけ。
小沢劇場の帰結点が見えないままに選挙戦は終盤を迎える。
6月30日の早朝に自殺した韓流スターのパク・ヨンハさん。
語るべき知識は何もないが日本人女性のファン達が心に抱いた思い。
昨年私が、
三沢光晴さん、忌野清志郎さん、マイケル・ジャクソンさん
の死に感じた同じ思いをパク・ヨンハさんに感じているのだろう。
韓流スターの出現は韓国人の日本人への意識を変えた。
良いと思う者を分け隔てなく良いと認める戦後の新日本人気質。
一部男性で韓流ファンを奇異に捉える向きもあるが、
好きなモノを自由に好きと言える日本の言論や思考は誇るべき事例。
一つの方向に言論が集中するような事態は決して望ましい方向ではない。
しかし右を向いたり左を向いたり。
昨今の日本人は忙しすぎる。
【私の心に残る物故者達】
2010年5月5日死去。
*ジュリエッタ・シミオナートさん(オペラ歌手:メゾ・ソプラノ)
~マリア・カラス、レナータ・テバルディ、マリオ・デル・モナコの時代。
イタリア・オペラ黄金期のトップ・スターとして君臨した名歌手。
2010年5月16日死去。
*ロニー・ジェイムズ・ディオさん(ロック歌手)
~リッチー・ブラックモアズ・レインボウの初代ボーカリスト。
リッチー・ブラックモアの超絶ギター&コージー・パウエルの超弩級ドラムに、
負けず劣らずのパワー・ボーカルはロック・ファンの度肝を抜いた。
2010年6月28日死去。
*ニコラス・ハイエクさん(スウォッチ・グループの創業者)
~日本のクオーツ時計の進出に敢然と立ち向かったスイス時計界のドン。
先日NHK-BS2で放送された『独立時計師たちの小宇宙』にも出演。
過去の映像ながら両手に3個ずつ計6個の時計をはめて登場した時に、
本田選手の両手に1個が可愛く見えた。
風貌、風格共に猛烈なオーラを発散。
カリスマ亡き後のスイス時計界に注目が集まる。