mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

NHK交響楽団の吹奏楽【ほっとコンサート2009】:番組情報。

2009-08-22 23:11:11 | クラシック・吹奏楽

 NHK交響楽団&N響吹奏楽団演奏会 
 ~ほっとコンサート:今年は祭りだ!~
 
 *N響アワー
 放送局  :NHK教育/デジタル教育1
 放送日  :2009年8月23日(日)
 放送時間 :午後9時~午後10時(放送終了)

 *BSシンフォニー・アワー
 放送局 :NHK-BS2
 放送日 :2009年8月28日(金)
 放送時間 :午前10時~午前11時40分(放送終了)
 
~終了時刻が11時52分でした。


 <mimifkuから、一言。>

 毎年恒例となったNHK交響楽団の夏休み企画。
 年に一度のNHK吹奏楽団の登場です。
 今年のテーマは『祭り』。
 ショスタコーヴィッチの『祝典序曲』から、
 レスピーギの『ローマの祭り』まで。
 ただし例年通り2部構成(過去には3部構成の年もあった)
 吹奏楽ステージは前半:第1部の3曲だけで、
 後半:第2部の4曲はオーケストラ演奏。
 ~下記リスト参照。
 
これまでのインテリ層や富裕層が支えた日本のオーケストラ文化。
 しかし新しい日本のクラシック音楽界を支える層として注目される、
 数多くの吹奏楽経験者や愛好者達
 全国各地で毎週のように行われる学生や一般人の手による、
 アマチュア吹奏楽団の演奏会や文化祭での夥しい催しの数々。
 ~中にはプロ顔負けのテクニックや面白企画満載。
 誰もが一度は吹奏楽(ブラス・バンド)の演奏を鑑賞した経験があるのでは?
 
 プロの吹奏楽団も成り立つ日本の吹奏楽社会の中で、
 オーケストラが吹奏楽をコンサートに取り入れることは数少ない。
 国内の一流演奏家の手による吹奏楽の模範演奏。
 多くの学生達や吹奏楽愛好者のニーズに応えようとしなかった日本の音楽界。
 最近では佐渡 裕(ゆたか)さん等の盛んな活動により、
 一般のクラシック愛好家の方々にも認知されつつあるものの、
 まだまだマイナー扱いされる吹奏楽の響きの魅力。

 芸術性やオリジナル性(楽譜の忠実な再現)の冒涜(ぼうとく)との認識が、
 国内オーケストラが吹奏楽演奏に躊躇する理由なのだろうか?
 
 数年前から行われているNHK交響楽団の吹奏楽演奏。
 日本を代表する名指揮者:朝比奈 隆(故人)さんも、
 吹奏楽のレコードを世に残しておられる。

 新しいニーズ。
 伝統や過去の金縛りの中で新しい演奏形態を拒否する日本の音楽評論。
 冒険なき企画に未来なし
 私はN響の試みに興味を示すし地方への演奏会も実現して欲しいと感じる。
 たぶん吹奏楽愛好者は本物の演奏に飢えている。

 <ブログ内:関連記事2010年>
 NHK教育&BS2:【ほっとコンサート2010~N響の吹奏楽~】
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/7ad2936b4123ea8318c0b2301772c3f2

 <ブログ内:関連記事2009年>
 *NHK-BS2 『SOUND+1:吹奏楽スペシャル2009』番組情報。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/b8a71748d1fc58c472abffac0a800aba

 <ブログ内:関連記事2008年>
 *吹奏楽の世界/9月のNHK教育&BS番組紹介。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/0b5acaf4f50bd7218c1a96f61a7354af

 *『響け!みんなの吹奏楽スペシャル2008』を見て感じたこと。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/e5a70718813806e0835c0aa61144c071

 
 ~下記、NHKホームページより記事転載。

 毎夏恒例の「N響ほっとコンサート」を、
 番組司会の西村朗と岩槻里子アナウンサーがNHKホールから紹介する。
 2009年のテーマは「祭り」。
 世界各地の祭りにまつわる音楽を中心にプログラムを展開するほか、
 人気企画「N響吹奏楽」では吹奏楽ファンおなじみの作品を演奏。
 また楽器体験コーナーやN響の舞台裏も取材し、
 いつもと違ったN響のカジュアルな側面に迫る。

 <N響アワーの曲目リスト>

 「祝典序曲」
 「吹奏楽のための交響詩“ぐるりよざ”から 第3曲“祭り”」
 「吹奏楽のための組曲 第2番」
 「バレエ音楽“恋は魔術師”から“火祭りの踊り”」
 「交響詩“ローマの祭り”から第1曲“チルチェンセス”、第4曲“主顕祭”」

 演奏:NHK交響楽団
 指揮:現田茂夫


 <BSシンフォニー・アワーの曲目リスト>

 【第一部】 ←吹奏楽のステージ

 1.  祝典序曲    ( ショスタコーヴィチ作曲 ) 
 2.  吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」    ( 伊藤康英 作曲 ) 
 3.  吹奏楽のための組曲 第2番    ( ホルスト作曲 ) 

 【第2部】

 4.  序曲「ローマの謝肉祭」 作品9    ( ベルリオーズ作曲 ) 
 5.  バレエ音楽「恋は魔術師」 から「火祭りの踊り」   ( ファリャ作曲 ) 
 6.  歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 から間奏曲    ( マスカーニ作曲 ) 
 7.  交響詩「ローマの祭り」    ( レスピーギ作曲 ) 

 *管弦楽:NHK交響楽団 
 *指 揮:現田 茂夫 

 *司会:黒崎めぐみ (アナウンサー)

 ~2009年8月2日:NHKホールでの収録~


 【 資料:過去のほっとコンサート 】

 ~以下、過去の放送の曲目リスト。


 <N響ほっとコンサート2008>

 【第1部】
                                   
 「“マチネ・ミュジカル”から行進曲」      
 ~ブリテン作曲                     
 「喜歌劇“天国と地獄”から ギャロップ」
 ~オッフェンバック作曲                     
 「アンネン・ポルカ」
 ~ヨハン・シュトラウス作曲                      
 「歌劇“エフゲーニ・オネーギン”からポロネーズ」
 ~チャイコフスキー作曲
 「歌劇“ドン・ジョヴァンニ”第1幕から」
 ~モーツァルト作曲
 「歌劇“イーゴリ公”から“ダッタン人の踊り」
 ~ボロディン作曲

 【第2部】 ←吹奏楽のステージ
                              
 「ブロックM」ビリック作曲
 「イギリス民謡組曲」ヴォーン・ウィリアムズ作曲

 【第3部】
                              
 「ボレロ」ラヴェル作曲
                              
 管弦楽:NHK交響楽団
 指揮:梅田 俊明

 司会:高橋 美鈴
                              
  ~2008年8月3日:NHKホールでの収録~


 <N響ほっとコンサート2007>

 【第1部】

 バーンスタイン:「キャンディード」序曲
 ドビッシー:クラリネットと管弦楽のための第一狂詩曲
 フーチク:コミック・ポルカ「小言の多いおじさん」(フチーク)
 ベートーヴェン:2本のオーボエとイングリッシュ・ホルンのための三重奏曲より
 イベール:間奏曲
 ウェーバー:「魔弾の射手」より、 狩人の合唱
 エルガー:愛のあいさつ
 ホフマイスター:ヴィオラ協奏曲 ニ長調より
 サンサーンス:組曲「動物の謝肉祭」より 
 モンティ:チャルダーシュ

 【第2部】 ←吹奏楽のステージ

 ホルスト:吹奏楽のための第1組曲
 アルベニス:「スペイン組曲」より
 ~サクソフォン四重奏
 マンジョーネ:サンチェスの子供たち
 ~トランペット:津堅直弘
 デューハースト: ブラジリア
 ~トロンボーン:新田幹男
 スパーク: パントマイム
 ~ユーフォニウム:外囿祥一郎
 ユーマン:キャリオカ
 ~チューバ:池田幸広

 【第3部】

 バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」より 

          ~指揮:山下一史

 ~2007年8月5日:NHKホールでの収録~

 

 <N響ほっとコンサート2006>
 
 【第1部】
←吹奏楽のステージ

 スーザ:海を越えた握手
 リード:「アルメニアン・ダンス」パート1
 ピアソラ:オブリビョン、リヴェルタンゴ
 ティケリ:アン・アメリカン・エレジー

 【第2部】
 
 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークから第1楽章
 バーバー:弦楽のためのアダージョ

 【第3部】

 レスピーギ:交響詩ローマの松

              ~指揮:山下一史

 ~2006年8月6日:NHKホールでの収録~

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする