mimi-fuku通信

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台風7号 2008年7月

2008-07-21 20:40:00 | 台風関連


*台風第7号 (カルマエギ)の進路
http://www.jma.go.jp/jp/typh/0807.html


大きさ:-
強さ   :-
温帯低気圧
存在地域:朝鮮半島
中心位置:北緯 39度00分/東経 126度00分
進行方向、速さ:北東 20km/h(10kt)
中心気圧:996hPa
 
 台風7号は、21日早朝に温帯低気圧に変わり、北東へゆっくりと進んでいます。
 低気圧は、ゆっくりと日本海を北東に進むため、今日とか変わらぬフェーン現象による日本海側の高温は、1~2日間続く模様ですので、暑さ対策を心がけてください

<韓国の降雨量>
 台風7号は内陸に上陸せず20日午後、西海上で消滅した。
 しかし、先週末から3日間、台風の影響で中部地方には最高300mmの集中豪雨が降った。
 仁川では276mm、水原237mm、ソウル233mm、清州も200mm以上の降雨量を記録するなど、主に中部地方に豪雨が集中した。
 


大きさ:-
強さ  :-
存在地域:黄海
中心位置:北緯 36度25分/東経 124度50分
進行方向、速さ:北東 35km/h
中心気圧:996hPa
最大風速:18m/s
最大瞬間風速:25m/s
15m/s以上の強風域:南東側 280km/北西側 170km

  台風7号は、夜半過ぎに韓国北部に上陸後、温帯低気圧に変わる見込みです。
 台風は、温帯低気圧になった後、日本海へでます。
 そのため日本海側ではフェーン現象が高まり、1~2日間高温状態が続きますので暑さ対策に心がけてください。

<韓国の被害>
 台風7号の影響は、21日午前6時時点の報道で、今回の豪雨と台風の影響による人命被害は、19日に京畿道広州で川を渡って行方不明になった児童ひとり。
 今回の豪雨と台風で、京畿道安養が41世帯、水原が30世帯など全国で87世帯の住宅が浸水し187人の罹災民が発生した。

<中国の被害>
 中国国家洪水旱魃指揮本部は20日、「福建省を襲った台風7号の被害は、少なくとも3億元の被害があったが、人的被害の報告はまだ受けていない。」と発表した。



大きさ:-
強さ  :-
存在地域:華中
中心位置:北緯 30度50分/東経 121度00分
進行方向、速さ:北 30km/h
中心気圧:996hPa
最大風速:18m/s
最大瞬間風速 25m/s
15m/s以上の強風域 南東側 300km/北西側 190km

 台風7号は衰弱しながら、現在上海付近から北東に進み、今夜中にも海上に出る模様です。
 しかし、台風の速度が遅いために、まだ暫くの間、強い風と雨雲に注意が必要です。
 また、海上に出て若干の発達の可能性を残していますので明日から明後日かけて、朝鮮半島での注意が必要です。

 【7月19日 CNNの記事を転載】
 台湾の災害対策当局によると、台風7号が、17日夜から18日にかけ中部や南部を直撃し少なくとも14人が死亡した。
 6人が負傷、6人が行方不明となっている。
 中央通信社によると、各地で洪水が発生し、一部地域では建物の2階に達する被害となっている。
 被災者を助けた警察の船が転覆、夫婦が不明ともなった。
 農作物にも大きな被害が出ている模様。
 台風7号はフィリピン北部も先に襲い、2人が死亡している。


 
大きさ:-
強さ :-
存在地域:東シナ海
中心位置:北緯 26度30分/東経 120度30分
進行方向、速さ:北北西 15km/h
中心気圧:990hPa
中心付近の最大風速:23m/s
最大瞬間風速:35m/s
15m/s以上の強風域 南東側 440km/北西側 220km

 台風7号は、台湾へ上陸し迷走したことで衰弱しました。
 当初の予想では、台湾北部の沿岸部を移動すると考えられていましたが、上陸後南側に移動。
 そのため台湾全域で、長時間に渡って雨雲にさらされ被害がでています

 今夜中には、大陸に再び上陸しますが、暴風域は既になく、上陸後は更に衰弱する見込みです。
 明日からの3連休では、台湾や上海、韓国へとお出かけになる方も多いと思いますが、あいにくの天気になりそうです。
 上海では時間的に飛行機の運航に欠航が出る可能性が高いですが当初の予報と比較し、深刻な暴風が吹き荒れることはないと考えられ終日交通が混乱するかは、今後の衰弱次第です。
 ただし、雨雲は長時間中国大陸沿岸に居座りますので思わぬ大雨に遭遇する可能性は高いです。
 また、台風の進路によっては大陸での土砂災害等も危惧されますので危険と思われる箇所には近づかないのが懸命な判断だと感じます。

 日本は、この台風を西に押しやった高気圧の勢力が増してきそうなので、
  暑~い、3連休になりそうです。
 所により、短時間雷雨も予想されますが、夏の風物詩として軒下で雨宿りをすればあがる程度の、雨雲だと思います。

 3連休は、熱中症にご注意ください。

 【7月18日 AFP記事の転載】
 台風7号は、18日台湾に上陸し、各地で洪水や土砂崩れなどの被害が出た。
 現地救助隊によると、幼児1人が死亡、4人がけがをしたほか、8人が行方不明になっている。
 台湾内政部消防署によると、南部の高雄では土砂崩れが発生し、住宅複数棟が巻き込まれ、1歳の女児1人が死亡、27歳の妊婦が軽傷を負った。


大きさ:-
強さ  :強い
存在地域:与那国島の南南西 約130km
中心位置:北緯 23度30分/東経 122度20分
進行方向、速さ:北北西 15km/h
中心気圧:960hPa
中心付近の最大風速:40m/s
最大瞬間風速:55m/s
25m/s以上の暴風域:全域 90km
15m/s以上の強風域:南東側 300km/北西側 220km

 台風7号は、昨晩の予想よりも西側に進路を取り、今夜半過ぎには台湾北部に接近(上陸)し、明日の夜には中国大陸の浙江省沿岸部に接近(上陸)するとの進路図がでています。
 台風は今後も勢力を強めるとの予想が出ていますが、通常では東シナ海に入ると海底が浅いために衰弱することが知られています。
 台風が今後も勢力を増すとの予測は、この周辺の海水温が高いためと考えられ、予想通りの進路を進めば、明日以降の中国大陸所要沿岸部は、大きな災害のリスクが高まります。
 台湾は、今夜から明日の深夜まで大荒れの天気が続き、特に北部の明日は、交通機関に大混乱を生じそうです。
 
 日本では、与那国島が暴風域に間もなく入りますが、進路が西にずれたことで少し安心できる状況のようです。

 九州では、現在大きな雨雲がかかり、今後この雨雲は西に移動しますので、四国、近畿、東海、関東と今後の大雨にご注意が必要です。

 また、北日本には、梅雨前線の雲がかかり、筋状に延びた雲は思わぬ大雨になる可能性がありますので厳重に警戒してください。

 特に梅雨末期の日本海側に伸びる前線は、過去にも多くの集中豪雨をもたらしていますので、関係各所は素早い対応に心がけてください。


 
大きさ: -
強さ  :-
存在地域:マニラの北北東 約600km
中心位置 北緯:19度30分/東経 123度30分
進行方向、速さ:北 10km/h
中心気圧:985hPa
中心付近の最大風速:25m/s
最大瞬間風速:35m/s
15m/s以上の強風域:東側 240km/西側 200km

 台風の進路が、ある程度示されてきました。
 予想通り、明日(17日)の午後から先島諸島は、強風域の範囲に入る見込みです。
 20km位の速度で台風が北に移動しますので、
18日の深夜まで15m以上の強風域が吹き荒れそうです。
 また、進路が東よりに進んだ場合は、南西諸島の島々が強風域に入る可能性も示唆されていますので、最新の進路の確認を行ってください。

 台風が日本列島の南西~南の海域にある場合は、湿った空気が入り込み、思わぬ土砂降りがあったり、日本海側を中心にフェーン現象のため予想外の高温現象が起きたりしますので、ご留意ください。
 特に北陸地域は、今年一番の気温が予想されていますので熱中症などにご注意ください。
 台風は勢力を拡大しながらしながら北上するとの予報が出ています。
 3連休をめがけ、上海周辺から、済州島、韓国南部へと移動しそうなので、旅行をご予定の方は進路と勢力の変化に合わせた対応をおとり下さい。


 
大きさ: -
強さ :-
存在地域:フィリピンの東
中心位置:北緯 17度55分/東経 123度25分
進行方向、速さ:南西 15km/h
中心気圧:996hPa
中心付近の最大風速:18m/s
最大瞬間風速:25m/s
15m/s以上の強風域:全域 170km

 2~3日間、熱帯低気圧として停滞していた雲のかたまりが、今日の午後に台風7号に発達しました。
 フィリピンの東海上で停滞していた低気圧は、今後やや勢力を強め北上するとの予報がでています。
 早ければ明後日(17日)の午後にも台風は、南西諸島に接近し、波の高い状態が続く見込みですので、船舶の移動等ご注意ください。
 また、夏休みの旅行者も台風に進路に注意しつつ、早めの対応に留意してください。

 

コメント (2)
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