*「崖の上のポニョ」の公開に関連した3件の番組を紹介をしています。
昨日(2008/7/12)の午前中に放送され、偶然気がついて録画した、
特別番組『崖の上のポニョ』への道、を楽しく見ました。
司会進行を日本テレビ・アナウンサーの羽鳥慎一さん。
ゲストに柊瑠美 さんを迎え、ジブリの歴史を50分間に凝縮して紹介。
ジブリのネタは、大よそは知っているつもりでしたが、「となりのトトロ」の収録時間は、当初60分の予定だったものが、同時上映の高幡監督作品、「火垂るの墓 」が、80分を超えるとの情報に、宮崎監督が「トトロ」を急遽80分の映画に変更することを決定。
その時のアイディアとして、当初は、メイが一人っ子で制作される予定が、時間を延ばすために姉妹にしようと思いつき、サツキが誕生した件は知りませんでした。
負けず嫌いの宮崎監督を物語るエピソードの1つとして興味深く拝見しました。
名作「となりのトトロ」は、地上波日テレで7月18日夜に放送されます。
いよいよ、7月19日に日本のお祭り、ジブリ作品の公開がせまっています。
7月18~19日のマスコミ報道は、ポニョ一色になる気がします。
3連休初日の公開は、どれほどの行列になるのか?
でも、行列が外に延びた場合は、熱中症に注意しましょうね。
今回の「崖の上のポニョ」についての情報は少ないですが、あの主題歌は、耳に憑いたら離れない呪縛(笑)を持っています。
映画を見終わった夜に、テーマ曲が頭にこびり付いて、眠れない夜を過ごす方々も多いことでしょう。
冗談はさておき、今回の映画上映の関連番組として、BS日テレで、特別番組「ジブリの風景」が放送されます。
過去のジブリ作品の舞台となったとされる場所を、女優の鶴田真由さんが旅して回る番組構成。
イラストと実写の共通性を通して、宮崎監督が何を描こうとしたのか?
国民的行事の一つになった宮崎作品のルーツを探る旅は、ファン必見です。
また、「宮崎駿のすべて」と題された、ドキュメンタリー&インタビュー番組が、NHK総合テレビで放送が予定されています。
ジブリ・ファンのみならず、すべての映画ファン必見の番組になると予想されますので、今のうちにチェック、予約録画必須です。
「ジブリの風景」
~宮崎作品が描いた日本~
放送局:BS4 日テレ
7月19日(土曜)午後7時~8時54分(放送終了)
7月27日(日曜)午後1時~2時54分(放送終了)
8月22日(金曜)午後7時~8時54分:再放送
http://www.bs4.jp/pickup/ghibli/index.html
(誤)7月19日の放送日時に誤りがありました。申し訳ありません。
上記:リンク先を確認の上、日時を訂正しました。
7月19日、宮崎駿監督の4年ぶりの長編アニメーション「崖の上のポニョ」が公開になります。
「人間になりたい」と願った魚の子ポニョと、五歳の男の子、宗介の物語との情報ですが、まだ、詳しいストーリーは公表されていません。
しかし、明らかなことは、今回の舞台は日本だということ。
宮崎監督にとっては、「となりのトトロ」、「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」に続く4本目の日本を舞台にした長編作品です。
「里山」、「神々の住む原生林」、「懐かしい町並み」。
それらは、私たちの祖先が長い時間をかけ、築き、そして大切に守ってきた物ばかりです。
それは、期せずして、今、私たちが失いつつある「古き良き日本」の風景になるかもしれません。
更に、旅を通して、宮崎作品の奥深い魅力を発見していきたいます。
~以上、BS日テレ、ホーム・ページより転載。
<旅人> 鶴田真由
エピソード1、~「もののけ姫」の神々の住まう森の舞台は?
http://www.tabian.com/tiikibetu/kyusyu/kagosima/yakusima/
エピソード2、~「となりのトトロ」の里山を探して
http://www.sayamaparks.com/
http://www.totoro.or.jp/
エピソード3、~「千と千尋の神隠し」に登場する懐かしい建物のモデルとは?
http://www.tatemonoen.jp/index.html
エピソード4、~「崖の上のポニョ」を生み出した町とは?
http://www.tomonoura.co.jp/rekishi.html
「プロフェッショナル仕事の流儀」スペシャル
宮崎駿のすべて。
~ 「ポニョ」密着300日 ~
放送局:NHK総合テレビ
放送日:8月5日火曜日
時間 :午後10時~11時28分(放送終了)
映画監督・宮崎駿(67)の4年ぶりの新作「崖の上のポニョ」が7月に公開される。
宮崎自身が「最後の長編」と語る、宮崎アニメの集大成ともいえる作品だ。
「プロフェッショナル仕事の流儀」では、去年3月、映画の構想準備段階の密着ドキュメントを放送した。
番組はその後も密着取材を続行、2年間、のべ300日にわたって宮崎駿の創作の現場を記録し続けてきた。
番組では宮崎がヒロイン「ポニョ」などキャラクターに思いを寄せ、徐々に成長させてゆく独特の手法をはじめ、密着カメラだけが知りえた宮崎アニメの秘密を徹底的に解明する。
映画作りが大詰めを迎えるなか、宮崎が見せた涙。
これをきっかけに映画は予期せぬエンディングへと向かってゆく。
カメラは映画誕生のドラマを克明にとらえた。
また、これまでほとんど語られることのなかった宮崎駿の半生を取材。
原点とも言える幼少期の体験から、過去の苦悩や挫折まで、知られざる人間・宮崎駿の歩みにも焦点を当てる。
さらに、番組キャスターを務める脳科学者・茂木健一郎と住吉美紀アナウンサーが、映画完成直後の宮崎を直撃。
宮崎アニメの名場面を多数おりこみながら、映画監督・宮崎駿の秘密に徹底的に迫る88分の夏休みスペシャル!
~NHKホーム・ページより転載。
『とことん! ルパン三世』
(4回シリーズ計17時間)
第1シリーズ、全23話を完全放送(放送終了)
2008年7月28日~31日、NHK:BS2
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/2679d673455cd5466fd590c3a42bff8f
そして、もう1つ紹介したいのは、アニメ「ルパン三世」の大特集。
いまでこそ、「ルパン三世」は、大ヒット・アニメとして認知されていますが、1971~72年に制作された第1シリーズは、低視聴率のために23回の短期間放送で終わってしまいました。
このアニメの低視聴率に、後半テコ入れを依頼されたのが、
高畑&宮崎の名コンビ。
大人びいた、シリアス色の強い作品をコミカルな子供向けアニメへの変更が2人に課せられた課題でした。
しかし、低視聴率は変わりません。
後世、この第1シリーズこそが最高傑作との評価もありますが、その評価は大隈正秋さんに向けられる場合が多いようです。
しかし、ルパンの持つ、憎めないお洒落でコミカルな悪党のイメージを定着させたことに、高畑&宮崎コンビの貢献は高く、2人のルーツへの旅には欠かせない作品としてお薦めします。
mimifukuにとっても、この「初期ルパン」は、今月の目玉番組。
録画必須です。
映画「崖の上のポニョ」公式サイト
http://www.ghibli.jp/ponyo/
公式サイト、ホーム・ページより転載
<宮崎 駿監督による作品解説。>
海辺の小さな町。
海に棲むさかなの子ポニョが、
人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語。
同時に、5歳の宗介が約束を守りぬく物語でもある。
アンデルセンの「人魚姫」を今日の日本に舞台を移し、
キリスト教色を払拭して、幼い子供達の愛と冒険を描く。
海辺の小さな町と崖の上の一軒家。
少ない登場人物。
いきもののような海。
魔法が、平然と姿を現す世界。
誰もが意識下深くに持つ、内なる海と、波立つ外なる海洋が通じあう。
そのために、空間をデフォルメし、絵柄を大胆にデフォルメして、
海を背景ではなく主要な登場人物としてアニメートする。
少年と少女、愛と責任、海と生命、
これ等初源に属するものをためらわずに描いて、
神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。
<補足:日本テレビ系列>
公開カウントダウン/ 特別番組
『崖の上のポニョ』に秘められた謎(放送終了)
07月15日(火)0:29~0:44
7月19日全国公開スタジオジブリ最新作『崖の上のポニョ』、1日1つずつ謎を読みといていきます!
1夜目は「タイトルに秘められた謎」宮崎監督と夏目漱石の意外な関係
07月16日(水)0:44~0:59
2夜目は「主人公の名前に秘められた謎」実はポニョには本名が・・・!?
07月17日(木)0:29~0:44
「主題歌に秘められた謎」“藤岡藤巻と大橋のぞみ”シンデレラストーリー
07月18日(金)0:29~0:44
最終日は「アフレコに秘められた謎」豪華声優陣アフレコ現場(秘)エピソードを紹介します!!
【出演者ほか】
東貴博 山田五郎 柊瑠美 宮崎宣子(NTVアナウンサー)