テレビとパンティマン

 s1005 3文字


情報の全くなかった島、電波など考えられなかった島で育った少年には、そんな望遠鏡が有るはずがない!
魔法使いにでも出来ないはずだ、と思えるのでした。
しかし、何度読み返しても5コマ漫画は同じ答えしか出してくれません。
以後、テレビの3文字は少年の脳裏に焼き付けられたのです。
どうしても映画が観たい・・
この映画が、家に居ながら観られる・・
だったらテレビを勉強してみたい・・
解明してみたい・・
何時の間にか、ひかるは5コマ漫画の世界へ夢を膨らませ、魔法の箱解明に人生を賭けてみたい、と行動を起こすのでした。
今考えると携帯やTVラジオもない電気もない南端孤島でどうやって白黒TV時代TV業界へ繋がるルートを検索できたのか不思議です。
二歳年長の先輩が蒲田の工学院へ入りカラーTV学科が出来たとの報に飛びついたのです。
当時4月10月入学、ひかるは5期生でしたから直後で、TBSフジテレビ資本折半企業第一期生入社出来たのです。
微かな情報、チャンス、藁をも縋る可能性に命を捨てる覚悟で臨む、上京時の地を這う生き様は無駄でなかった。結果昭和40年から40年間番組作り、元祖テレビマンが貫けました。
 


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