夏休みなので走りやすい。サイクルラインを通学する学生がいないからだ。
それにしても人が少ない。
少なすぎる。
かれこれサイクルラインに入って5kmほど走っているのに3人しか人を見ていないなんて。
暑さのせいだろうか。
そう思った時に2〜3人見かける。
道を外れて幹線道路へと向かう途中、いつもなら10数台は信号待ちしているはずなのに、今日は1台も車がいない。
ここまでくると怖い。ナンダコレハ?
子供の頃、自分以外の人がいなくなってしまうドラマを見たことがある。NHK?ウルトラQ?
よく覚えていないけど怖かったのか時々思い出す。
もう一つ、ゾンビ映画で誰もいないショッピングモールで好き放題に物を手にするシーンがあったが、時々スーパーでこのシーンが過ぎる。
今誰もいなくなったらこのウニとイクラから食べてやる。
カセットコンロもガスもある。なんでも調理できる。
でも誰もいなくなる時ことは電気の供給も止まるのか。
冷蔵庫の物から消費しなくては。
やめよう、50も遠に過ぎていい加減この不毛な妄想にとりつかれるのは。
ただの食い意地モンスターだ。
国道まで出ると、さっきまでの静けさから覚めるように人と車の数を目にすることに。
こうして今日も日常に救われた。
23km走って、7月の累計307km。