
コロナ3年、いろんな変化があった。
2019年に、第一報が届いたときからずっと対応してきた。
クイーンエリザベス号からの手書きのカルテに震え、重症化した患者の対応に追われた。
それでも私が対応した数は少ない。
全国のドクター、ナース、検査技師、夜中に呼び出された読影の専門医、どれだけ大変だったことだろう。
そしてこの数年のリアルとドラマや小説のリンクはどうだろう。
コロナをテーマに大ヒットした本、脚本、映画、アニメはあったかな。
いくつか小説はあって、大好きな奥田英朗が「コロナと潜水服」という本を出していた。
オムニバスのムービーを楽しんだような読み心地。
それにしてもこの3年、青春真っ只中世代にとってはどうだっただろう。
いつ暴動がおきてもおかしくないような心情ではなかったのか。
大人が心配するような感じでもなかったのか。
10年先、この日を振り返って、何人かには語ってほしい。
コロナ禍での恋物語を。
このばあちゃんに教えておくれよ 。
マスク越しのファーストキスの思い出なんかをさ。