『我が偽りの名の下へ集え、星々』紹介ブログ

カクヨム掲載中、ファミ通文庫より発売予定のライトノベル『我が偽り名の下へ集え、星々』の紹介ブログです。

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銀河共同体

2017-04-06 | 設定:歴史
2415年に結成された銀河系規模の恒星間統合国家。いわゆる「三国時代」に覇を競った「連邦」「連合」「同盟」三勢力が中心となり、さらにいくつかの小勢力を加えて発足した。初代共同体評議会議長はリョウマ・ミナモト。現在のミナモト公爵家の先祖とされている。
地球を起源とする人類の統一政権樹立を目指したものの、いくつかの小中規模の政治勢力は加盟を拒否。さらに統合後の体制に反対する一部勢力が武装蜂起。最終的に共同体より離脱。ウーラント星域まで逃亡した後、ウーラント軍を結成するなど、その目的を完全に達成することは出来なかった。
比較的安定した時代であったが、人類社会の緩やかな衰退「引き潮の時」には抗えず、第一市民制度を経て、やがて中央集権的な階級社会「汎銀河帝国」へと変容していく。
なおこの世界では、銀河共同体発足の2415年を元年とする「新星紀」紀元が一般的で有る。旧西暦は一部の歴史学者や、旧地球時代との比較以外では余り用いられず、チェーザレ・バイロンが臨時改革委員会を立ち上げた2601年を元年とする「帝国暦」は、当人に帝国建国の意図がなかったのは明らかな為、歴史的な意味合いが希薄であり、帝国の公的行事で使用される程度である。
なおバルトロメウス帝がシュトラウス朝初代皇帝ヴァルデマール神格化の一環として、提唱した「シュトラウス暦」だが、そもそも基準であるヴァルデマール帝の生年からして、大幅に過去へ遡るねつ造が明らかであり、現在(3020年)では一部を除き忘れ去られている。
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シュトラウス朝

2017-04-03 | 設定:歴史
リンツ朝最後の皇帝クラウスは後継者を指名せず、選帝侯制度のアイディアのみを残して崩御した。その後の『大空位期』と『選帝侯戦争』に勝ち残り、25年ぶりに汎銀河帝国皇帝の座に着いたのがヴァルデマール・シュトラウス。シュトラウス朝初代皇帝ヴァルデマールである。
シュトラウス家と最後まで皇帝の座を争ったのがシュライデン家であり、ヴァルデマールの即位について両家の間で裏取引があったともっぱらの噂である。いずれにせよ結果的にシュライデン家は皇帝の座に着く事は叶わず、現在でも一族から皇帝を出すことはシュライデン家の悲願となっている。
バイロン朝の時代はまだ事実上、帝国が機能しておらず、リンツ朝でようやくその骨格が定まったものの、『大空位期』と『選帝侯戦争』で再び体制は揺らいだ。その帝制を盤石の元としたのがシュトラウス朝初代皇帝ヴァルデマールであった。
ヴァルデマールの死後、第二代ハインリッヒ帝は暗殺、第三代フリードリッヒ帝はウーラント軍の侵攻を退けた後に急死と悲運が続いたが、第四代ヒルデガルド女帝、第五代マクシミリアン帝の時代に汎銀河帝国は絶頂期を迎えた。
しかしそれを継いだ第六代バルトロメウス帝はシュトラウスの血統、特にヴァルデマールの神格化を図り、奇怪な創作神話や儀式を考案。貴族は元より一般市民からも失笑される事になる。以来、徐々に帝国の権威は落ちていった。
初代皇帝ヴァルデマールの血を引いていない唯一の皇帝となった第十代ルートヴィッヒ帝の堅実な政策で一時は持ち直したものの、いわゆる『引き潮の時』と呼ばれる人類社会そのものの緩やかな衰退には抗えず、その後を継いだ第11代ヘルムート帝は大きな課題を抱え込む事になった。
ヘルムート帝は経済の活性化でこの難局を乗り越えようと考え、貴族領を買い上げ経済特区化を進めたり、民間軍事会社の規制を大幅に緩和して軍事費を削減したものの、それは結果的に貴族や軍の不興を買う事になった。さらには強大化した民間軍事会社が組織犯罪に荷担、あるいは一部富裕層に利益が集中することへの市民への反発も相まって、ヘルムート帝の政策は完全に行き詰まった。ベンディット公爵グレゴールは、この機を逃さず離宮デメテル宮でヘルムート帝に退位を迫り、これを了承させた。
ここに207年に及ぶシュトラウス朝は幕を閉じた。
退位後のヘルムート・シュトラウスは大公の爵位を与えられたものの、事実上、軟禁状態に置かれたまま没した。長男ヘルベルトは生死を含めてその後の詳細は不明である。
現在(2030年)のシュトラウス公爵家は、前皇帝ヘルムートとは直接の血縁はなく、ヴァルデマール帝の兄で『選帝侯戦争』で戦死したヴィルヘルム公の子孫であるルートヴィッヒ帝の血筋となる。
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汎銀河帝国歴代王朝、歴代皇帝

2017-03-30 | 設定:歴史
バイロン朝3代118年
チェーザレ一世
チェーザレ二世
アレッサンドラ(女帝)

リンツ朝4代38年
クラウス
ヨーゼフ
リヒャルト
クラウス(重祚)

『大空位期』『選帝侯戦争』25年

シュトラウス朝11代207年
ヴァルデマール
ハインリッヒ
フリードリッヒ
ヒルデガルド(女帝)
マクシミリアン
バルトロメウス
ファビアン
ローデリッヒ
マテウス
ルートヴィッヒ
ヘルムート

ベンディット朝
グレゴール
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年表:概略

2017-03-24 | 設定:歴史
「プレ銀河時代」:2050~2140年
・リープストリームの発見とその利用の開始
・無秩序な恒星間移民の始まり
・第三次世界大戦。
・『66年間の沈黙』。重力波兵器によるテロ攻撃で地球は死の星と化す

「混乱期」:2140~2260年頃
・地球政府の機能停止により太陽系外居留地は大混乱となる。
・地球人類は無数の勢力に分裂。

「三国時代もしくは恒久戦線」:2260年頃~2410年代
・「連邦」「連合」「同盟」三大勢力による戦争の勃発。

「銀河共同体(GC)時代」:2415年~2600年
・銀河共同体(GC)発足。2415年を新星紀元年とする。
・アントワープ星域動乱、アドニス回廊の戦いを経てウーラント軍、銀河共同体から独立。
・「引き潮の時」。人類の緩やかな衰退が始まる
・第一市民制度開始

「汎銀河帝国時代」:2601年~3019年
・2601年チェーザレ・バイロン(チェーザレ一世)臨時改革委員会設立。後に汎銀河帝国建国とされる。
・バイロン朝第三代皇帝、女帝アレッサンドラ。汎銀河帝国の成立を宣言。
・リンツ朝時代に汎銀河帝国の基礎が築かれる。
・『大空位期』『選帝侯戦争』を経てシュトラウス朝成立。
・ベンディット公爵グレゴール、ヘルムート帝に譲位を迫り、自ら即位。ベンディット朝の始まり。
・『オデッセウス作戦』発動。ウーラント軍、事実上壊滅。
・偽辺境伯マクラクラン。『ミロ』に討たれる。

「銀河継承戦争」:3020年~
・3020年ミロ・ベンディット。帝国学園宇宙船ヴィクトリー校へ入学。
・後に『銀河継承戦争』と呼ばれる戦争の始まり。
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