富士通製コンピュータの歴史(ＵＮＩＸの系統）

このシリーズでは「富士通製コンピューターシリーズの歴史に関して、年代を追ってご紹介しております。これまで富士通取り扱いのＵＮＩＸマシンに関して何度かご説明しましたが、今回は少しおさらいをしたいと思います。富士通のＵＮＩＸマシンは系統として、以下の３つと現行機に分けられます。

DS/90（ＯＳ：ＵＸＰ 富士通オリジナル色豊か（ＯＳ ケースなど
Granpower7000D（DS/90の後継機
　（１９９１年～１９９８年で販売終了）

Granpower7000F（OS:Solaris 富士通筐体　
PrimePower（7000Ｆの後継機
　（１９９８年～２００３年で販売終了）

富士通Ｓファミリー（OS:Solaris Ｓｕｎ筐体
Granpower Sシリーズ（Ｓファミリー後継機
Sun Fire（GranPower Sシリーズ後継機
　（１９８８年～２００８年で販売終了）

Spark Enterprise
　（現在販売中モデル）

DS/90～Granpower7000Dは富士通色が濃く、ＯＳもオリジナルでした。販売時期は比較的古い物になります。
GP7000F～PrimePowerに至って、オリジナルＯＳを終了してSolarisを採用し、本格的にＳｕｎのＯＥＭになりますが、これも２００３年までに終了となりました。
Ｓファミリー～Grampower Sシリーズ～Sun Fireでは、筐体もＳＵＮそのままの物を使ってラベルだけ富士通にしていました。これはもちろんＯＥＭ開始当初からずっと販売していますが、２００８年で販売終了。
そして現在は、その流れを汲むSparkEnterpriseシリーズとなっています。

次回は富士通Ｓファミリーに関して、ご説明を初めてみたいと思います。

　Pray for Japan
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