思い出のお話し 7

いつもここへ訪問してくださる
まるこさんのブログを読んでいて思い出したお話です



新学期から中学３年になる息子…
今では用事があるとき以外はじぃじ＆ばぁばの家には行きません

理由はいたって単純明快
じぃじ＆ばぁばの家では好きなTVが見られない＆ゲームが出来ない


しかし、そんな息子も昔は大のおじいちゃんっ子でした

寝つきのとっても悪かった息子…
眠たくなるとこれでもかってくらい泣いていました。
誰が抱っこしてもなだめても全く駄目で
そんなに泣くくらい眠たいのなら寝てしまえば楽になるのに…
と何度思ったかしれません

しかし、じぃじに抱っこされると不思議とすぐに寝付く…

日曜大工が趣味のじぃじの後を、のこぎりと金槌を持って
ついて歩いていたものです。


小さいころは、保育園から帰って実家に寄ると、
そのまま自宅には帰らず…
実家で夕飯を食べるなんてこともよくありました。

お泊り大好きで、
『今日はじぃじと寝る～』
なんて言ってよく泊まっていたものです。


そんな息子、３歳か４歳くらいのころだったと思います。
ある日、いつものように

『今日もじぃじんちに泊まる～』

とお泊りしたのですが、次の日もまた次の日も…
そのあくる日も、そのまたあくる日も…

何度『一緒におうちに帰ろう』と言っても聞かず、
まぁ実家と自宅も近いことだし何かあってもすぐ
迎えに来れるのだから…と、息子の言うまま
毎日お泊りが続き、気がつけば半年

一度も自宅には帰ってこないという半家出状態が続きました(笑)



そんな家出状態が半年も続いたある日のこと…

今日もお泊りなんだろうな…なんて思って
（その頃は半ばあきらめ状態でしたから）

『んじゃ、ママは帰るからね～』
と実家を後にしようとする私に突然

『たっちゃんも帰る～』

と私について来ました


どういう心境の変化だったのか、未だに謎なのですが
本当に突然、今まで何事もなかったかのように
一緒に家に帰ってきたのです。


が


家に帰ってきた息子…
それほど広くもない家を走り回り、多くもない扉を
片っ端から開けている…


ん？？？何をしているの？？？


不思議そうに私の顔を見る息子…


どうしたのかと尋ねて返ってきた答えは…


『おトイレどこだったっけ？？？』




…………ぉぃぉぃ



なんてことがあったな～
なんて思い出に浸っているみゅうなのでした