第2の人生への出発。

人生の中では「岐路」が何度かある。
進学、就職、結婚、出産・・・。
自分の人生は自分で決めるものだと思うけど、
自分だけでは決められない場合もある。
仕事の関係、家族の関係、まわりの人間との関係。

でも、最後に決定するのは自分自身。
自分に自信を持って、確信を高めて決定するのは自分の人生だから。

そうやって悩みながら決断をした友人が、
今日、イタリアへ１年の留学に旅立った。
友人といっても、１週間に何度も会うような友人ではない。
不思議な関係といえば、不思議かも。
昨日本人と電話で話しをしてみた。
明るく振舞ってはいたけど、内心は不安と期待とでずっと緊張しているんだと思う。

語学の留学だけど、学ぶものはそれだけじゃない。
他国へ行くことで、土地の文化やヒトとの付き合い方、
そして自分を見つめ直すということも、学ぶことができると思う。

語学を習得することが最大の目的ではあるけれど、体に気をつけて。
無理のないように、生活を楽しんでたくさんのことを学んで帰ってきて欲しい。
そして、ワタシにもその少しを分けてください（笑）

ワタシの父親は言った。
「最後に頼れるのは家族だ」と。
でもね、近くに住んでいる幼なじみや、いつも連絡しあって会っている友人だけが友人じゃない。
お父さん。あなたの人生観って少し小さすぎるんじゃないですか？
ワタシたちの繋がりって、そんなに浅くないんですよ。