蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ぐちぐちぐち

2011-01-21 | 

iPadがインターネットにつながったことに対する、昨夜の夫の反応は、
「無反応」という反応だった。

いま、われわれは、熟年危機にあるので、
どんなことでも、マイナスの針のほうが敏感に振れる傾向がある。

昨夜も、これみよがしに、ため息を何度も何度もつかれ、むちゃむちゃに、意味なく腹が立った。
部屋が寒いと感じるときに、エアコンをつけたい気持ちを表す夫の言葉
「寒い寒い」の連発と同じだ。
自分でエアコンをつけたら済むことなのに。
わたしが、なにかリアクションを起こすまで言い続ける。

昨夜は、ここのところの一連の学習の結果、夫は自分でエアコンをつけていた。
だが、今度は、ため息。
わたしがなにか言うまで、ため息かい?!

その、行為、なぜか、理屈抜きでわたしの神経を逆撫でする。

言いたいことがあれば、相手にわかるように説明すればいいではないか。
赤ん坊ではあるまいし、
泣く、笑う、怒る、そういった自分の感情を見せるだけで、自分の思いを察し、願望を満たしてほしい、
・・・そういうことだろう。

なんらかのサインを出している幼い子供に、親が、示すような、理解力を示してほしいのだろう。
なにも自分で説明しなくても、くみ取って、先々に要望を満たしてほしいってことだろう。
あなたのおかあさまは、生まれた時からずっと今日まで、あなたにそうしてきたのでしょうけれど。

わたしゃ、あんたの、母親じゃない。
言いたい事や要求があれば、相手に説明し、相手が納得しなければ、説得する努力をすべき。

怒る、威嚇する、すねる、ため息をつく・・・そんな行動で示すのではなく。


わたしはTVはニュースも見たいのに、夫は自分の好きなチャンネルを当然のように独占。
リビングに、エアコン、床暖房と、上からと下から、同時に両方ぬくぬく暖めて、夫は酔って寝ている。
また朝まで、TV、暖房つけっぱなしで?
いつものことだが、わたしはとてつもなくイラついて、一秒もそこに居続けたくなくて、新聞を持って、2階に上がった。

ああ、夫婦別室の救い。
これが、この別室がなければ・・・おお、こわい。
いろんな悲劇が想像できる。
世の中には、避けられたかも知れない事件が、多く発生している。
でも、じつのところ、わたしは別室に助けられ
たんに、立ち向かわなければいけない問題点を、後回しにしているだけだ。


一夜明け、冷静に振り返る。
わたしの反省点。
キレて避けるだけでは、夫とたいして変わらない。
夫に、どこがイヤなのか、夫がわかるように説明し、改善してほしければ根気よく、説得すべき。
つまり、二人とも、意地の張り合い。
未熟さにおいては、同レベルということだ。
両者、一歩も引かない、というところが、われわれの最大のダメなところ。


話は変わるが、
「親戚宅で行われる法事、スローさんも一緒に来ないかと、その親戚から電話があった」と、義母から連絡があった。
その親戚に、返事をしなくてはいけないので、義母は、わたしの答えを急いでいた。

前にお知らせを受け、夫だけが出席することになっている。
その法事を明後日に控え、突然、わたしも出席しないか?とのお誘いだ。

出席者は、ほとんどが男性。
男性陣には、豪華なお膳の数々を用意しているが、女性たちは、台所裏で、お弁当を取ろうと思っているので
わたしにも、そのお弁当をいっしょに、だそうな。
夫が遠路、車で来るとしたら、お酒を飲んでも、帰りはわたしが運転すればいい、とご親切なアドバイス。

そんな思いついたように直前のお誘いでは、わたしもスケジュールとして、予定が詰まっている。
わたしも飲むのに、なんでわたしが一方的に運転手?
一生に1回か2回しか行かない家にお招きいただきて、
そんなはるばる遠方に、わざわざ貴重な日曜日を費やしてまで行って、
夫は、豪華お膳で、なんでわたしが、台所裏で、お弁当?

台所裏なら、コマネズミのように
お茶出しサービスとか、させられそう。

なんで、ひとさまの家でまで、よそのひとさまを接待せにゃいかん?

とにもかくにも、わたしは、3か月以上前から入っている予定があり、
それに向け、準備もしていたし、わたしが抜けると大勢の人々に迷惑をかけるので、
せっかくのご親切なお誘い、大変申し訳ないが、丁重にお断りさせていただいた。

 

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予定が入ってなければ、参加しただろうか?
ぜひ、行って欲しいと懇願されたら、参加しただろうか? 

妻は夫の従属品のように捉えられているから、当然、無償で動くもの
そういうメッセージを読みとりました。

ビジネスの世界でも、人はタダでは動かない。
理念で動く、ボランティアもあるだろうけれど。

人を動かすには、それなりの配慮というものが、いります。
しかしまあ、常識というものは、ひとそれぞれ、違うんですねえ。
その常識が一族全員、地域全体だとしたら・・・ふう・・・どうしますかねえ。

 



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2 コメント

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わたしも、できるものなら・・・ (スロー)
2011-01-23 10:54:09
語学ができれば、私も外国に逃げ出したいです。
哀しいかな、言語の厚い壁と、順応性のなさ、怠惰な性格が邪魔して、日本に留まっています。

小さいときから、手厚く教育ママに育てられたマザコン夫、
仕事は真面目だけれど、家庭生活力に著しく欠けています。
夫婦としての、パートナーシップというよりも、家庭は100%全面委任というカタチです。
日本人のある年代の男性には、多いのでは?
(わたしは、ここまで来ると、もはや手遅れと感じて、絶望しています)
ママゴンは、閉ざされた地域で、親戚付き合いのために生きているような人なので、
その点でも、私は、異邦人です。
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Unknown (tomoshiggy)
2011-01-22 23:43:01
日本人の男性は、奥さんに、パートナーとしではなく、母親の役を求めているのでしょうか. 仕事は真面目ですが、手ががかり過ぎるというのが、私のイメージです.
私も親戚付き合いは大の苦手です. 逃げられるものなら一生逃げ回っていたいタイプです. 外国で暮らして良かったと思うのは、そういう時かな....
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