蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

愛と打算のシラス効果

2012-11-16 | 日々のこと

今朝は、シラス丼がもたらした、愛と打算のミニ劇場。
シラス丼のほうが、ちょっと辛めでも、ずっと清らかな愛が育めるかも。
意味不明だと思いますが、まあ、そういうことです。

昨日は、早々とお歳暮第一弾が届いた。
シラスと、梅干と、シラス専用の醤油とで、シラス丼セット。
で、さっそく、今朝は、シラス丼にしたが、わたしには、辛いだけで、どうも、イマイチだった。
梅干も醤油も、多すぎたかも。

ということで、朝、5時に、シラス丼を食べたせいで、目がクキっと覚め、それから一日が始動した。
シラス丼が辛かったので、白いご飯も食べ、昨日の巻き寿司も食べ、胃の中は、炭水化物だらけ。
炭水化物は、即、エネルギーに転化できるという、燃えやすい特質がある。

お腹も燃え、カラダも温まり、朝からエンジン快調になってしまった。
なので、ネット遊びをする時間が確保できた。
シラス効果だ。

そこで、ブログ散歩。
いつも、楽しく、時には声をあげて笑い、ブログを読んでいるが、コメントは滅多に入れない。
読み逃げだ。

「新幹線車内。
座席にズラズラ、金太郎飴スーツ姿の諸氏が、同じ顔で座っている。
それを見て通路を歩き進み、
最後列で、くるんと振り返ると、皆、揃いも揃って、グラビアアイドルの水着週刊誌を読んでいる図」

この図を想像するのは、けっこう、いけていたりする。
同じ顔のパンダがコマになっているオセロゲームを連想した。
お父さん方、あれこれ、お疲れなんですよね。
仕事や恋人や奥さん、なかなか思うようにならないし、
グラビアで息抜き、あたま、カラにしないと、やってられないんだろう。

上記のブログもそうだが、
わたしのブログも、あまりコメントが多いほうだとは言えない。
それはそれで、ブログのスタンスだ。
コメントを毎回、いっぱい欲しがるブロガーさんもおられるだろうが、わたしは、そうでもない。
かつては、あまりにもコメントがなかったので、どんな人に読んでいただいているのか、さっぱり実体がつかめす、
やきもきしたり、なんの手ごたえもない虚しさみたいなものも感じていた。
でも、今は、ある程度の読んでくださる方々の顔みたいなものがイメージできて、安定してる。

いちいち、「そうよね」「わかる、わかる」「あ、わたしも」と、ご同意いただかなくても、まったく平気。
(同意とは限らないけれど)
「ちがうやろ」「ありえん」「また、こんなアホなこと言ってる」「性格、悪いなあ」「臭う」
という声なき声もあるだろうけれど。

まあ、それはそれとして・・・

その、シラス丼を5時に食べたお陰で、ブログ散歩の時間が取れた。
で、ひょんなことから、(怖いもの見たさで、時々訪れる)ある人のブログのコメントから、
また違う、新しいブログに飛んだ。

「○○○道」という、セオリーみたいな、教訓みたいなものをお教えくださる、教祖様のようなブログだった。
それは、殿方に溺愛されるためのノウハウが、ぎゅっと詰まっていた。
単なる恋愛ではなく、「溺愛」というところがポイント。

「高学歴、高収入の女性こそ、そのプライドをへし折って、自分の女としての価値を知れ」みたいなことも載っていた。
「たかだか、高学歴といっても知れている。
たとえ、東大の理3や文1を出ていようが、
それに見合う職についていなくて、それに見合う収入も資産もなければ、たいしたことはない。
男性にサイフを開かせろ。
自分がお金を出すのは、男性が、あなたのことを愛していない証拠です」
みたいなことが断定的に書かれていた。

「男性にお金を全額払わせなさい。それが、彼のあなたへの愛のバロメーターです」
みたいな基本理念が貫かれていた。

生徒(信者)が、水族館に彼と行き、喉が渇いたので、自販機でお茶を買うのも、自分で買ってはだめですか?
自分の友人に小さなお土産を買うのも、彼に出してもらわないといけませんか?

などという質問も寄せられていた。
こんな質問、するほうもするほうだが、
「たとえ、食事がすんだ直後で、お腹一杯であっても、『お腹、空かない?』と気遣いしてくれるのが、
彼からの愛情(溺愛)なんだそうな。
服装は、黒は絶対にだめで、流行を追うものではなく、保守的、NHKニュースキャスターみたいなのが、いいそうな。
「負け犬の遠吠え」に書かれていた内容とダブっている。
(負け犬の作者は、この教祖とは、逆の考え)

真に自立した女性とは・・・
男性に徹底的に媚を売れ、ってことらしい。(あくまでも、わたし風、解釈)

まだ、全部、読んでいないが、
(時間もないし、疲れたし、全編、言い切り、押し付けモードに、もう、読む気力も失せた)
親は億万長者で、ハーバード大だか、マサチューセッツ大学だか、なんとか大学だとかを主席で卒業し、実業家で、
ミスコンにも優勝するぐらいの、超美人には、どんなアドバイスをするのだろう。
殿方に溺愛されることを望むな、自分を溺愛せよ、とでも?
世界一のヒモをゲットせよ、とでも?

いちいち、ちまちま、教祖様に小さな質問を寄せてくる信者さま、
あれは、本気なのか? おちょくり、なのか?

男性にお金を全部出してもらえるのは、ありがたいことだが、タダほど高いものはない。
必ずや、裏があり、ろくなことはない。
それを愛だの溺愛だのと言い切ってしまうのは、いかがなるものか。
結婚さえしてしまえば、それでオワリではないのだから。そこから、始まりがあるのに。

細部にこだわりすぎで、
教祖様が、自分の出した結論を人に押し付けようとする姿勢は、わたしには抵抗がある。
「打算」を「愛」という言葉に置き換えただけのような気がするのは、わたしだけか?

シラス丼を食べている下娘に、ちょこっと、その話題をしてみると、彼女は一言、
「古い」。

そりゃあそうだろうな。
我々世代の人が、話題にしているような人だから、そりゃあ、古いわな。
しかし、信者になると、殿方には溺愛されるらしい。
仮入信してみようか・・・。(→趣味の悪いジョークです)

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