蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

美味しすぎる、、、

2020-11-17 | 日々のこと



カヌレ  cannelé de Bordeaux。
フランスの古いお菓子なのだが、次女がお土産で前回の帰省した時に長女にくれたらしい。
うちの分(親世帯=夫と、わたし)にもということで、二軒分の分量があったそうだ。
わたしは、カヌレという名前がなかなか覚えられないのは、一度も食べたり、体験、経験していないからだと思った。
パリの地下鉄にあるショップで売っていて買って短期滞在先アパルトマンに持ち帰ったことがある。
2011年の話。忘れるほど昔。

名前は忘れたが、味や食感、かたちは覚えていた。
その、少し聞いたことがある風のお菓子を次女が買ってきてくれる話が、姉妹の間でまとまっていたようだった。
だが、何も事態は動かなかったので、わたしはその話が立ち消えになったと思い、それとともにお菓子の名前も忘れた。

今回は、カヌレ専門店であるショップに売っている、全種類のカヌレを次女が買ってきてくれた。
わあ、豪華でカラフルなカヌレたちとご対面。

2011年の旅ノートを引っ張り出してきたり、わあわあ喜んでいた。
「そう言えば、前もカヌレとかなんとか言ってなかった?」
と、わたしが長女に聞いた。
すると、こんな返事が、、、。
「あれは、妹がお土産にくれたけど、美味しすぎたので、おかあさんの分、惜しくなってあげずに、全部自分で食べた」
なにぃ?!

次女は、半分は親宅、半分は姉宅に、カヌレをくれたようだった。
そうか、、、
それほどに美味しかったのか、、、。

今回は全種類だから何個ある?
食意地の張った長女だ。
が、食いしん坊の孫も然り。
その中でもわたしが一番、いやしん坊かも?
直系の血の繋がりは、どうしようもない。

それにしても、カヌレ、可愛くてキュートで、わくわく。
写真を見ているだけでも楽しい。
最後の一個、じいちゃん(夫)にあげる予定が、あまりにも美味しすぎて、1人でこっそり食べてしまった。
まったく長女のことは言えない。