日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* ユリオプスデージー *

2008年02月05日 | 花や木

晴れたり曇ったり変なお天気の一日だった。 一歩も外へ出ず・・ひき子守。
せめて・・と夕方屋上へあがり・・パシャ。
屋上の花を撮る時はいつも鉄柵が入り邪魔になることもある。
先日100均で見つけた四つ切の色画用紙を思い出し使用したが、味気ないような気もする。

【ユリオプスデージー】 キク科  花言葉:清楚・円満な関係
暑い夏以外秋から春へ寒い冬を元気にのりきって咲いている強い花である。
ユリオプスと言うのは、花の姿形からギリシャ語で「大きな目を持つ」と言う意味だそうである。

二年前の今日、おめでたが先になった次女夫婦、始めてご両親とお会いした日。
大変な出産だっただけに、なつめの成長が二年と言う年月の重みと速さを感じさせる。


* 春は名のみの・・・ *

2008年02月04日 | 雑感

神戸の婦人のいる住宅の植え込みの中に、まばらに花をつけていたソシンロウバイ。
芳香を放ってはいたが雨にぬれていたその花の姿は、冷たそうで寂しげに見えた。
少しよろけるように歩く後姿、手がしびれて野菜が切りにくいと言う、一人分の食事だって、
作る気力大変だろうなぁと思う。 8本と2本・・10本のろうそくがなかなか消せなかったことも、
私には老いが進んだように見えてしまった。

階上に住む友だちは震災でご主人を亡くされ、他に家族はない。 癌の再発で入院されるそうだ。
巻き寿司や惣菜を届けたが、不安げで「もうここまで生きたら」と案じているその姿はなんとも言えない。
「元気でまたお顔見せて下さいね、生きていないと楽しいこともないんですから」手をにぎって。
もう一人のお隣の方も股関節に金属が入っていて、歩くのも不自由だそうでヘルパーさんが来ている。
雨が降っていて巻き寿司買いに行こうか思案していたところだったと言われたこの方も一人暮らし。
「あんたは持ってきてもらう人がいていいね」そう言われて嬉しそうだった神戸の母。
近くのHAT神戸や美術館付近は沢山の人でにぎわっているが、復興住宅だけは人気がなく
ひっそりと静まりかえっていて雨が降っているし冷たそうだった。

立春。
♪~春は名のみの 風の寒さよ~、立春と聞くと必ず思いだす『早春賦』の最初のフレーズ。
早く春・・ 春よこい・・早くこい 歩き始めたみいちゃんだけでなく、私も待っている。


* 節分の日・・ *

2008年02月03日 | 料理・その他食

朝7時から具材を炊いて、1升2合の酢飯で、節分丸かぶり用巻き寿司を18本巻いた。
昨年は長女や息子のところへも配ったが長女はセイ君の実家で、息子はお店で巻き寿司を巻いて
家庭へ持ち帰るとかで初めてのこと、巻き寿司今年は我が家のみになる。
長女や次女、愛ちゃんとにぎやかに巻いた2年前、今年はひっそり次女と2人で巻く。
長女が結婚したことやお店のこと、言い換えれば子供の成長の糧なんだと思うと嬉しくも思いながら。



なつめが前夜からの熱で、(展君は忘れていた!)お母さんの誕生日のお祝い展君一人で持参する。
お花のプレゼントに加えて、家族分の巻き寿司を持って行ってもらう。 
どうしようかと思っていた矢先だったようで、タイミングが良かったと喜んでいただいたようだ。
神戸の一人暮らしの婦人の為に、保存食やお昼のお惣菜を作り終えたら12時になってしまった。

夫と二人で先週の日曜行けなかったので”1週間遅れの誕生日のお祝い”に神戸へと向かう。
阪神高速西宮あたりから山の手に見える六甲山がうっすら雪化粧しているのが見た。



「わ~雪や!雪!」雪の積もらない大阪でははじめて見る景色で、これだけの雪でも少々心が躍る。
私が82歳だと言うのに、83歳と言いきる夫。 数字に弱い夫婦は道中今は昭和で言うたら何年??、
昭和元年は西暦何年・・?? ああだこうだと、頭で計算言い合いしているうちに着いた。

昨夜の電話では「誕生日もう過ぎたし、寒いからええよ、ふらふらするし」と少々気弱だった。
しかし顔を見ると「お待ちしておりました」急に笑顔いっぱいで嬉しそうに迎えてくれた。 
方位磁石で南南東を確認、3人で丸かぶり・・(どうか、体調を崩さずお元気でいてもらえますように)

夫が近くの温泉に行っている間二人で途切れる間もなく話し涙ぐんだり笑ったり。
婦人の話題よりも私の方が色々子供たちのことを聞かれたり、聞いてもらったかも知れない。
実家の母にはこんなに日常を話すことはないのに、まさに神戸のお母さん。
長湯で顔を紅潮させた夫が帰り、みんなでお誕生日のお祝い。 長いのが8本、短いのが2本、正解。
クリスマスにプレゼントしたベストを着てくれていて、その気持ちが嬉しい。

 

我が家でも節分だからと夫が帰ろうと合図するが、いつも「帰るね」と言いづらい私。
寒いしベランダからでいいですよと、細くなった手を握る。 私の方の体温がずっと高い。
ベランダから手を振る婦人の手がいつもより動作が大きいような、嬉しさ・・それとも寂しさなのか。

帰宅後急いで鰯を焼き、お隣でひいらぎをもらって玄関横にぺタ、そしてみんなで無言で丸かぶり。
無病息災を願い・・いえ、(なつめがしゃべったらどうする)とか思いながら私、何を願っただろう。
家の中で豆まき、なつめに渡すとまかずに食べてしまう。 展くんの鬼の面になつめは号泣!
(よし!なつめの怖いもの出来た・・) 大人たちは喜んでいる。



色々な方におすそ分けが出来て、それも嬉しかった節分の日、笑いで終えた。 
今年もみんなが元気で仲良く過ごせますように・・・。


* わさわさの土曜・・ *

2008年02月02日 | 雑感

この1週間は熱も出ずがんばって保育所へ行ったひろと、会うのがすごく久しぶりのような。
私に向かって来るのに「じぃじ~!」と呼びながら、心はもう夫へ。 (夫はたまらないだろうなぁ)
愛ちゃんを会社まで送る車の中でも、体をゆすってばたばたさせて嬉しさを表現、ぐっと来る。
「なっちゃん!」と言っていたのに、「なっちゃん、おはよう」と言うようになっていて
自分を「と」と言っていたのに「ひろと」と言えるようになり、主語述語の会話が増えている。
甥っ子が二人分位のかさで大人数、ひろとやなつめが動きまわりおもちゃは散乱、居間はわさわさ。

長女、次女、彼女は甥っ子の友人が関テレのADさんで、TV公開録画に。 
娘たちは何度目かだが、彼女が初めてなのでその為のお泊りでもあったのだ。
夫は甥っ子を連れて打ちっ放し、私はひろとの子守、展君はなつめとお昼寝、それぞれの午後。

夕食の買いものをしていたが、雨が降ってきたから少しでも明るいうちに帰ると言う。
心配な展君が梅田まで運転してくれると言う。 ひろとを送って行った夫も合流して
甥っ子を分かりやすい場所まで誘導すると言う、ほんとみんなしてお騒がせなことである。
しかしなんだかんだ言いながら彼の為に考えたり動く、最後みんなが笑って済ませられるのだから、
それは彼の憎めない性格、徳かも知れない。 
広島にいる夫の弟や彼女の親にしても身近に親戚があると言うのは少しは安心してもらえるだろう。
いつもの人数やなつめの賑やかさも静かなくらいの夕食であった。


* 如月の始まり・・ *

2008年02月01日 | 雑感

誰もが年のはじまりには心あらたに願いをかけるように、月のはじまりもそう。
一日違うだけで月末とは一変して、気持ちを新たにさせないではおかないから一日と言う日は好き。
めくったカレンダーは節分絵であったり、思わずはっとするような雪景色、心も新鮮になる。
今月は・・って、あれこれと密やかに思いや願いを込めずにはおれないから、一日と言う日は好き。

夜、伏見の酒造へ勤める夫の甥っ子が彼女と泊まりに来た。 酒かすやお茶の手土産を持ち。
朝から次女と掃除に余念がなく、お泊りや料理の準備で忙しく動き回った。 
「お客さんが来るって有難いね~、家の掃除が出来て綺麗になるし」本当にそうだ。
普段行き届いていないところにまで、なぜか気がついてしまうから気持ちって不思議。 
何が食べたいかなぁ、何を食べさせようかと献立を考えるのもまた楽しいものである。
今夜の献立は、エビフライ・炒り豆腐・すき煮の卵とじ・ほうれん草のお浸し・かす汁。

体格のいい甥っ子は見た目も行動もおっとり、彼女もおっとり、生まれも育ちも広島似たもの同士。
大学時代から電車以外車で来てもまともに来た試しがなく、どんくさいといえばそうだが
それでも友だちを連れて来たり、叔父を慕って来る気持ちが嬉しいし憎めない性格である。
今回も結局途中まで夫が車で行った、説明するより誘導したほうが早いから。
遅くなった夕食を囲みながら、バレンタインデーに入籍をするのだと言うから安心した。
最近は結婚を前提のお互いが別々に暮らすのももったいないと、一緒に住んでその上で
結婚に踏み切るパターンが結構あるような気がする。  時代と言うのか何が良くて何が良くないかは、
分からないし一概には言えないが、とりあえず入籍、式は後だが二人の新しい人生をスタート、
二人の前途にはエールを送りたい。 夜中を過ぎるまで話は続いた。 

屋上の花・・なんて言う名前だったか忘れた。 忘れた、思い出せない・・の言葉がめっきり増えた。