日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 己をも省みる・・ *

2006年09月16日 | 雑感

土曜の午後は、夫の勤める会社で、牧師さまの話を聞く日である。

話の中でも心に残ったのは、『愛は名詞ではなく、動詞である』と言う事、なるほどである。
愛は言葉だけに留めてはならない、愛は働いていなくてはならない、よって動詞であると言う。
自分自身、年数を重ねた慣れの中で、知らず知らずのうちに夫に対し、わがままが出ているなと、
恥じる思いで己を省みて、話を聞きながらちょっと夫に申し訳なく思えてうるうるしてしまった。

考えられないような、あまりにも倫理観に欠けた事件、事故の多い昨今、話はそんな事に及んで、
『このままでは不法がはびこり、行く先は愛が欠けた時代になってしまう、このことに関しては、
命の質を高めなければいけない』と。 命の質・・広く深い意味合いだけれど的確な言葉だとうなずけた。


* 季節は変わり・・ *

2006年09月15日 | 花や木

病院の帰り、公園へたち寄ってみた。
銀杏の木を見上げたら、少しだけ色づき始めた実がぎっしり連なっているではないか。
いつの間にか・・ぎっしりと。
バス通りの両脇は銀杏の並木であるはずなのに、私は見上げることを忘れていた。
色づくには早い葉の周りは枯れた色をしている。
前の年と同じで色づくのが遅いだろうか、きれいに色づくことができるないであろうか。

公園をぐるっと歩いてみると、名前も知らない木の実がなっている。

ここにも・・。

かきも青く、いずれくる実りの出番を待っている。

季節は確かに・・

秋に変っていた。


* 雑草を抜かない訳・・ :

2006年09月14日 | 花や木



『アメリカタカサブロウ』 キク科    花言葉:いつかきっと(タカサブロウ)

とりわけ暑かった夏をいいことに、屋上のプランターのひとつは雑草だらけ。
雑草と言えども段々と大きくなってくると、どんな花が咲くのだろうかと、楽しみを持つようになった。 
雑草も大切な被写体、ブログをやっていなかったらきっと、こんな気持ちにはならなかったと思う。

自分が写真に撮ったり見かけた野草を、ブログ友さんのところで見つけたときは小躍りする。
なんか嬉しい。 (調べなくてすんだ・・) なんてことでは決してない。
こんな雑草にも、れっきとした名前や言われがあることが、なんとなく嬉しいのだ。

タカサブロウと言うのもあるようだ。その名前の由来は昔筆や墨が買えなかった貧しい高三郎という人が、
この草の茎を使って紙に文字を書いたという逸話から来ているという説があるようだ。
この草の茎を切ってしばらく置くと切り口が黒ずんできて、茎で文字が書けるのだそう。
それでボクトソウ(墨斗草)という別名もあるとか書いてあった。 (へぇ~)後日試してみるべし。



雑草と言えども・・屋上のにぎわい。



風に乗ってどこから種が飛んできたのか・・ はてなんの花なんだろう。 
ゆきひめさんが『サンジソウ(三時草)』と教えて下さいました。 丸い蕾が三時頃に開くようですね。

ある時までは、また生えてきた! なんて引き抜いていたのに。
今は丁重にも、何度かシャッターを切らせてもらっている。

はて、これもなんだろう。 白い小さげな花が見え出したが。
ルンバルンバさんが『クワクサ(桑草)』と教えて下さいました。 葉が桑の葉に似ているようで。


* 大きくな~れ・・ *

2006年09月13日 | 花や木

『ブルー・ベリー』 つつじ科 スノキ属  花言葉:知性

小さな子どもたちがまるで楽しげにおしゃべりをしているような、そんな可愛い実。
男の子、女の子にぎやかにおしゃべり。
いつしか三人のこどもたちに、パートナーがで長男と次女には子供が出来た。
日々成長する孫たちに接する時、自分の懸命な子育ての頃が懐かしく重なる。

子育ての中でも、長幼の序は少し心得てきた。
おやつでも年長から分けた。 上なんだから辛抱しなさいではなく、下に我慢をさせた。
タンスや下駄箱の中も当然だけど、年長者が上段。 
夫婦でも夫の物は上段、私のが上になることは無い。
お茶碗だって大きいけれど、夫のを一番上に重ねている。
そんな形でさえも時が積み重なったら、上の者を敬する心が、育つのではないかなと。

子供や孫たちの笑顔を一人一人、粉がふいたようなみずみずしい実の中に描きながら、
(大きくな~れ・・) そう思いながらシャッターを押した。

◆長女、TVで募集していたホテルのモニターで当たり、婚約者とグァムへ旅行に。
  なつめ乳児湿疹で小児科へ。 素敵な女医さん、子供が喜びそうな雰囲気の内部と対応に好感。


* 子は親を演じる名優?・・ *

2006年09月12日 | 花や木

『サギソウ(鷺草)』 ラン科 ミズトンボ属  花言葉:神秘の愛・夢でもあなたを想う

同居している次女が時々、展くんと会話しているのを聞いて二人になったとき
「ちょっと偉そうな言い方と違う?」 と言ったことがある。
「だって言う事はきちんと言わないと、母さん達とうまいことやっていこうと思ったら・・」
「でも、もうちょっと優しいに言ったらええんと違う? 言い方ちょっときつい」

「あんな時は、展くんに言って自分でやってもらったら?」 そう言ったことがある。
「やってもらったらと思うけど、お母さんがお父さんのことするのを見てきたからそうなるのよね」
「尽くすのが当たり前やと思ってやった時代は変ったのよ、臨機応変その変分別しないとね」
「今は働いていないし、展君は仕事して疲れているやろうと思ったら言えないよ、お母さんのまねやで」
「今は昔と違うわ、子育ても夫婦で協力していかないとね。 男の人も大変とは思うけれど
相手の苦労も知って助けることも、大事な夫婦の役目よ」

偉そうな言い方って、ひょっとして私の姿? 
夫にさせないように思ってしまうって、私の姿?(尽くす・・、過去はるかなる過去!) 
親って見られてるぅ~