チロリアンランプがどんどん伸びて、お気に入りの形になってきている。
風にゆらゆら赤いランプ、孫たちみたいに賑やかでかわいい。
最近は何処へ行っても、子供達がDSやスマホでゲームに興じている姿を見る。
病院の待合室なら分からなくはないが、発表会や運動会に見に来ているのに持参の子がいたりする。
(ほら・・ゲームなんかしてないで、あなたたちの後輩が一生懸命やってるんだから見て拍手してあげなさいよ) 老婆心ながらそう思ったりする。
ご近所さんが、子供さんの友だちや親戚の子がきてもゲームしていたりするらしい。
そんなに子供同士で話しをするわけでもなくて、それぞれがゲームを持って遊んでいるとか。
「なんかね~おかしいよね」「そうよね、だからと言って外でも恐いしね」 親もおとなしくさせる為に今や恐るべし、2歳でもスマホを扱う・・
まれで賢いみたいに、いいことのように。 うちもそんな時があるが。 パソコンでも簡単にあやつるのだから、その能力とやらすごい。
同居のときは当然ながら、おもちゃが溢れていた。 娘夫婦が家を持ち、おもちゃも転居、残していたのも段々減ってパズルくらいしかない。
「ばぁばとこはおもちゃないから、つまんない」とかひろとが言い出す。 トランプか屋上でシャボン玉、倉庫でボール遊び、それもいいと思っている。
なつめやゆいちゃんはさすがに、すぐに色鉛筆と紙で絵を書いたりするのだけど。
遊びの中でも私の一番のお気に入りは将棋である。
孫はそれぞれに決まった場所から、50年以上もの古い将棋版を出して「じぃじ、将棋しよ!」と言うようになっている。
以前から夫がひろとに教え始めていた流れで将棋をする。 はさみ将棋だったり、五目並べ、
そして面白いのは「ブリペ」 4個の駒をふって出た形で進める数が決まっていて、将棋版の周囲をその数の分だけ進める。
駒同士が重なると「ブリペ!」と言いはじかれる。 早く一周した人が勝つ。 と言っても、私はあまり良く知らない。
夫が考えたゲームではなさそうだが、孫たちは「じぃじ、ブリペしよ!」 2人3人とかでもやったりする。
お風呂に4人いれること、孫と将棋やボール遊び、我が家へ来た時の唯一それは夫の特権である。
それにしても、年少さんもそれなりに遊べる将棋。 我が家に来たときはそれで良い。 ゲームは家でやればいい。
夫が孫たちの遊び相手をしてくれている間、ママたちを含め女たちは手が離れ、世間話や子どもの話しに花が咲く気楽に楽しそうに。
こんな、人対人のふれあい、こんな遊びの姿が子供らしくて可愛くて、見ているのがとても楽しい私である。
一日一回、幸せめくり (八日) 西野未来さん
見守ってくれる 励ましてくれる 本気で叱ってくれる
だから私は ここに在る 心からの想いを込めて 感謝