「明日8時に迎えに行くね」 そう言ってあった。
ゆいちゃんを連れておりた息子に
「熱何度?」
「ないねんけどなぁ、まぁもう一日って感じで」 笑いながら言った。
「そうなん、良かった」
まだ昨日は38度近くあったのだから、念の為あずかった方がいい。
ひろとが1歳の頃保育園を休み、熱だなんだとしょちゅうかかりつけの病院へ連れて行っていた時、女医さんが言われた。
「せめて3歳までは、お近くにおられるのでしたら身内の方がみてあげた方がいいですよ、是非そうしてあげて下さい」
もう5年も前だが、この言葉が頭から離れない。 ゆいちゃんは12月で3歳。
先生は1人娘さんをおそらく早くから保育所にあずけていたのだろう。
仕事柄、母親として幼い娘さんと夜も遊ぶ時間も少なかったに違いない。
さまざまな思い、娘さんが成人されているが看護師さんたちをとても大事にしておられる。
熱がないときにあずかる方が気が楽である。
今日は生協さんの日。 4月までは、火曜日兄さんに4人分の申込用紙を渡すのは、ゆいちゃんだった。
ゆいちゃんもとても楽しみにしていたし、お兄さんもそれに応えてくれた。
「びっくりした! 大きくなったなぁ」
初めてのお子さんが7月に生まれたので、いっそう子供への反応が
カメラを向ける私に、「撮らないで~!」 と、逃げ回るゆいちゃん。
昨日とは違って、ご機嫌さんな一日だった。 子供は正直だ、昨日は私から離れなかったのに。
今日は最高6度8分。 明日は行けるかな?