還暦を迎えたとき、「あと二人で二十年は生きたいよね、せめて八十歳まではね」 同級生夫婦の私たちは話した。
早いもので、あれから八年の年月が経った。 間もなく古希を迎える。
昨日朝、左とん平さんの訃報を知った。 八十歳だった。
三枚目ながら、脇役が光るやさしくて明るい、存在感のある方だった気がする。
大杉漣さんから間がなくて、また複雑な気持ちになった。
起きてきた夫に、とん平さんの訃報を伝えた。 「そうか・・」
朝食のとき夫が「あと、一回りしかないんやで、八十歳言うたら」
バレンタインデー、夫に書いたメッセージは、まるで必然のよう。
* 八十と言わず、せめて八十五に押し上げようよ。 あちこち痛みほころびもあるそんな中いつもお仕事有難うございます。
お互い いないと困る存在だから、助け合って支え合っていつまでも一緒にいましょう。
子供や孫の幸せ二人でいつまでも見守りながら・・*
「あかんあかん、早すぎるわ八十歳、まだまだ生きなあかん、楽しまなあかんぞ」力を入れて夫は、八十歳を否定した。
八十歳、あとひと回り・・早すぎる、早すぎるわ。 叶うなら、孫娘の花嫁姿みたい・・。
ひと回り・・その言葉に思わず、戦慄が走った。
・・ってなんでボケの花(ただ今、引きこもり中なので過去写真)
おいで頂き ありがとうございます 書き出したものの 訪問までには中々至りませんので
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