あちこちで真っ赤にさいている彼岸花、緑と赤って補色関係でいっそう鮮やかで。
我が家も実家の前の土手から10年以上も前に持って帰った球根、咲かない年もあるのに3本咲いた。
これってかなり嬉しい。
さて10月と言うのは私にとって、と言うより私たち夫婦にとっては2人で人生のスタートを切ったと言う他の月よりは
思い深い心い月である、そう原点に返って見たりすると言う。 それに季節が夏からぐっと戸惑うほどに秋に変化している。
カレンダーには1日・・長女夫婦の結婚4周年、9日・・なつめ&かんた運動会、10日・・私たち結婚38周年(千葉の妹36周年)
15日・・ひろと運動会、16日・・次女一家引っ越し 25日・・兄夫婦結婚35周年、後は友人の結婚記念日や叔父や叔母の命日
甥っ子や、甥っ子たちの子供の誕生日とか色々書き込まれている。
次女一家の引っ越しで5年前と同様に夫婦の生活が始まると言う、なんだか新たな環境が始まると言う月でもある。
話下手で会話が苦手な私、寡黙な夫婦が今更どんな風に過ごせるんだろうかと思ったり。
しかし・・唯一の救いはブログである。
私がPCに向かうと階下で夫を一人にしてしまうので忍びなく・・と、夫をブログに引きこんだがこれは大正解だった。
同じ趣味でまたお互い別な趣味で更新する事が、夜のひと時の会話の助けとなりうるのではないだろうか。
これからが人生の本番、どちらかが一人になった時、いい人生だったよと言えるように残りの人生を締めくくりたいと思う気持ちである。
さて、どんな日々が始まる事やら。 子供や孫でごまかされていたかも知れない私の短所、磨かなあかんのと違うやろうか。
10月、おいで頂いている皆さまにとってもいい月でありますように。 東北の人たちにも心を馳せながら慎ましさも添えて。
ラジオを聞きながら書いている朝、毎日6時前に一句が読みあげられる。 3日の<きょうの一句>
*** 小鳥来て 幸せ少し 置いて行く ***
(高浜虚子さんのお孫さん 女流俳人星野椿さんの句・・奇しくも9月の終わりTVで拝見したばかりである)