日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 帰省 二日目は・・ *

2011年02月11日 | 雑感

朝戸を開けてびっくり。 裏の山は雪化粧。 

こちらの朝刊には一面に大阪城の雪化粧写真が載っていました。 せっかくなのに大阪の我が家は不在です。

何年か前の大火で焼失した山の木々、植林で少しづつ成長しています。

お墓参りに行きました。 昨年新しく建造されたお寺。 



墓所から見渡す変わらない景色。



花の好きな兄嫁さん、今咲いているのは山茶花、花の無い冬の庭にひときわ清々しく咲いていました。
義母の部屋から見える様に植えているのでしょうか。

夫は同級生に会いに行きました。 すっぴンでなかったら私も行ったと思いますが、パスしました。
気持ちだけお土産はバレンタイン仕様のものにしました。

午後は実家へ。
実のところ帰る前まで夫と半分喧嘩でした。 「実家へ泊まって来い」「いや、今回は寄るだけにする」
「お母さんもゆっくり話したいやろう、泊まらせてもらったらいい」「ううん、今回は泊まらない」
何度かやりとりしながら、あげくの果て「お父さんには嫁としての私の気持ち分からへんのよ」と言ってしまいました。
義母とは3つ下の母は歩けるしまだ良く分かるし、注文の手芸品も手掛けていて元気なのです。
わずかな滞在、少しでも夫の実家の兄嫁さんのそばにいて話を聞いてあげたいしていたいと思っていたから。

母と話した後気になっていた昨秋胃の手術をした兄の話をずっと聞いていました。
兄の左手に抱かれた2歳の孫は、いつの間にかすやすや寝てしまいました。 兄の一番の癒し良く分かります。
やさしいけれど厳格な兄、病気を患うと少しは・・と思ったが、相変わらずハードルの高さは変わらない。
兄嫁さんの作りたてのケーキを甥っ子のお嫁さんが出してくれる、少しみんなで話した後2人は台所へ。
ゆっくり親兄妹で話をするようにと、気をきかせて下さっているのでしょう。
台所へ行きそんな2人と話していましたが、夕食を食べると思っていたらしくカニすきの準備をしてくれていました。
夕食は夫の実家でを告げると、兄嫁さんは急いで焼きガニを作り夫にはビールを、有難い心遣いの動きです。
このように普段も母は兄夫婦孫たちにも至れり尽くせりなのです。 娘と言えども母には何も出来ません。

見送られ帰る時は母には申し訳ない気がしました、それに写真を一枚も撮らなかったことが残念です。
いつも帰る時には玄関の前で撮る習慣でした、母の姿を子供たちにも見せてやりたかったのに。

夫の実家も一番下の弟が持参したカニすきでした。 兄弟5人揃っての夕食です、義母は嬉しいに違いありません。
人生何が一番かと言うと、親子や兄弟が仲良く交流しながら過ごせて生きていけることだと思うのです。
それが亡きご先祖の思いに生きる、そして子や孫に残し伝えて行く大切な心の流れ、あり方だと思うのですが。
そう思うと、夫の実家も私の実家もお陰さま・・互いに長男を筆頭に長幼の序が出来ている様に思います。
それは親の子育ての答えなのでしょう。  それに兄夫婦が誰をも快く迎えてくれるお陰さま。
本当にまた幸せを感じた二日目の夜でした。