日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* ケーキが一回、同じ誕生月の子供たち・・ *

2008年07月24日 | 雑感

今日は長男と、次女の誕生日である。 長男の出産の時は前日入院で生まれたのは翌日の土曜 
夫は午後仕事で舞鶴へ行くことになっていた、滅多とないこと。 
長男は4キロもあり時間がかかり、出かけるぎりぎりの11時に産声をあげた。
夫はそれを聞いて田舎の双方の家へ、嬉しそうに「男やで」と報告をしているのを分娩室で聞いた。
夫とはちらっと顔を合わせただけで、せわしく出かて行ったのを覚えている。
 
次女の時は朝入院して夜8時生まれた。 生まれた瞬間自分の周りは薔薇の花に包まれたようで、
不思議に思うけれど本当にそんな素敵な感覚だったのだ。
肝臓病で入退院をくりかえしていた田舎の義父が、暑い大阪へ出て来られて入院中見舞ってくれた。
翌日の天神祭りを夫や義姉夫婦たちと見て、夫と日生球場で好きな野球を見て、
まるで最後の力を振り絞って過ごしたような、大阪の夏1週間の滞在だった。          
実家の母が来れないので、産後のお世話は義母が3週間ほどお世話をして下さった。
次女が生まれて2ヶ月後の9月25日大好きだった義父は他界した。 その瞬間世の中に
お父さんと呼べる人がいなくなった、父親好きな私にはショックな事がらだった。
そんな思い深い年だったから、夏この頃には忘れることが出来なくて思い出が甦る。

昨年の今日は、なつめの誕生日を前に悲しいショックなことが出来湧いて、次女と泣いて過ごした夜、
なつめがまるで出来事を察知したかのように、高熱を出して慌てた日。

夫の卓球仲間が先日、「けんつくさんところが一番うまいこといってるなぁ」と言ったそうだが、
何も無いわけではなく、子供たちだってみんなそれぞれ乗り越えた苦労がある、乗り越えつつもある。
長女に言わせれば何があっても家族兄弟みんなで乗り越えていっているからと言う。
人生なんてそんなもの、出来湧いてもみんなして乗り越えている、人は乗り越えて人となる。



近所の天満宮のお祭りで、夜にみんなで一応お参りをする。  
大きなおなかをして何度お参りに来たことだろう。  女、男、女と夫の願い通りに生まれた子供たち。  
誕生日の近い3人のお祝いのケーキは、いつも1つだった。 
22日の長女が最初に自分の数のろうそくをふー、長男が2本抜いてふー、3本抜いて次女がふー、
この3つのふーで子供はケーキ1回しか食べられない、かなりのでブーイングだったが、
私はなんと経済的に産んだものかと、表彰ものでないだろうかと密かに自慢している。 

7月子供たちの誕生日の頃に、私は何度こんなことを思い出しているだろうか、苦笑いしながら。