日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 45分で後楽園を愛でる *

2005年09月27日 | 風景・お出かけ


15日、夫の岡山出張(近すぎ・・)に一人じゃ寂しいんじゃない?と同行した。
ならばと娘たちも一緒に(なんと言う家族)長女運転で夫は満面の笑顔。
得意先と比較的近かったので、後楽園へ行こうと言うことに。
両側に広がる景色は秋の色や香り(どんな香りやねん!)みたいな・・。
仕事を1時間とみなして許容時間45分と設定した(実際には2時間を要した!)

 「お母さん、駐車場1500円くらいやったらどうする?」
「そんな、せっかく来たんだからもちろん行かないとね・・」(写真よ、写真・・)
「じゃぁ、行こう!」 では・・ 「こちらは無料でございます」と来た! いいね、いいね。
 しかしなんせ時間が短い。 あ・・でも素敵な庭園。 
ゆっくり撮りたいなぁ・・。 まいっか・・ あら・・ 萩の花咲いてる~!  

            

後楽園は私も娘達も初めてだった。 夫も本当なら来たかったであろう。
日本三大名園である。 金沢の兼六園、水戸の偕楽園、そしてご当地岡山の後楽園である。
金沢の兼六園は去年10月に行った。 二度目であったが良かった、そうその時も同じメンバーだった。
妹の親戚の結婚式のカメラマン頼まれて。 じゃぁ・・私達も観光がてら行こうかと(こんなんばっかりである)

 三名園の選定理由の中に、雪・月・花・・つまり『雪・兼六園』『月・後楽園』『花・偕楽園』であるとか言われているそうだが。 
18日仲秋の名月を前に『名月鑑賞会』のイベントの看板が掲げられていた。 
この広い庭と池・・月が水面に照り映えて美しいであろうな・・うっとりと想像した(そんな間はない!)
その行事を前に沢山の職人さんたちがいっそう入念な庭の手入れに精をだしていた。 
広く敷き詰められた緑の芝生には、この萩の紅色がとても美しく映えていた。  

             

少し行くと、白い萩が咲いていた。 そうや萩は秋の七草よね。
華やかな紅色とは対照的に物静かに咲いている白。 
まるで灰白色の着物地に描かれ模様のように、しっとりと落ち着いて見えた。
その萩を写す池には沢山の鯉が放たれていた。悠々と泳ぐさまに見とれていた。(そんな間はないのだ!)   

             

45分で後楽園庭園を愛でると言う駆け足だったが、それだけにあの緑が敷き詰められた物静かな庭園。
さすが江戸時代に足を休ませ、また心癒される為に施されたと言うだけある。
その緑に映える萩の花の紅色と白は鮮やかに目に焼きついている。

 『本の三大一覧』と言うサイトがあった。 ちょっと面白いかも。