井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

原チャリで巡る東北の名山たち(岩木山)

2018-11-15 22:16:08 | その他の本州の山
 お岩木さんに登る!!

  弘前のユースホステルは朝食の充実化に力を入れており、食べきれないくらいの小鉢が並び、ご飯を何膳食べればおかずに見合うのか悩むほどでした。
その朝食を美味しく、かつ、お腹いっぱい食べて岩木山の麓にある岩木山神社へ向かいます。

お岩木さんへ登るにはいくつかのコースがありますが、今回は由緒正しい岩木山神社にお参りをしてから登りたかったのでスタートは岩木山神社になります。
 神社前の駐車場の片隅に原チャリを止めて、まずはお参りです。

    
    鳥居の上に岩木山の山頂が見えています。
   その山頂の形がなぜか「山」に字に見えるのは私だけでしょうか。

    

    
 
    
    境内には荘厳にして立派な拝殿がありました。

 岩木山への登山口は、神社の左手にありました。

    
     標準コースタイムは4時間15分とあります。
    

    
    この杉の巨木に圧倒されながら登ります。

 7:00分、いよいよ登山開始です。
杉木立の中を登ります。
しばらくすると公園のような場所に出ます。どうやら桜林公園のようです。
登山道はよく整備されており、傾斜が増してきますので汗だくで登ります。
 
    
    姥石まで登ってきました。

 焼止りを過ぎると9:10分、沢に入ります。
    

 沢は雪融けが終わったばかりのようで登山道が分かりずらく浮石だらけです。
ここは慎重に登ります。

    

    
    日差しが当たる斜面にはミチノクコザクラが咲いています。
    岩木山の特産種ということです。

 やがて、沢全体に残雪があり傾斜も増してきましたのでジグを切りながら慎重に登ります。

    

    

    
    何とか雪渓を登り切りました。 

 10:00分、種蒔苗代に着きました。
    

 そのすぐ上に鳳鳴ヒュッテも見えてきました。
    

 ここから山頂まで岩々した登山道となります。
岩が折り重なっておりなかなか注意を要する登山道です。
    
    
    反対側の景色が見えてくると津軽岩木スカイラインの終点にある駐車場が眼下に見えています。

 10:25分、山頂に着きました。
    

    
    山頂でゆっくり昼食を取り下山路をどうするか考えます。
 登ってきたコースですと雪渓の長さが気になります。
簡易アイゼンを持ってきていないのであの急斜面で足を滑らすと事故につながります。
ここは安全策を取り、津軽岩木スカイライン側に降りるのが最善と判断しました。

    

    

    

 そうと決まれば下山しての温泉が気になります。
下山していると沢山の子供たちが登ってきます。
どうやら学校登山のようです。
    
    元気な声であいさつしてくれますので、こちらも負けないように挨拶します。

    
    9合目から振り返ると山頂が見えます。

 9合目まではリフトで登れるようです。
しかし、リフトは使わずに足で8合目を目指して降ります。

 11:40分、8合目の駐車場に着きました。
    
  
       

 さあ、ここからはバスで麓まで下ろうとしましたが、バスの時間を見ると15分前にバスは出ていました。
次のバスが来るまで2時間ほどあります。
どうしようか考えていると若い男女3人組が降りてきます。
そこで、麓の嶽温泉まで乗せてもらえないか頼んだところ快くOKしていただきました。
彼女らも嶽温泉で汗を流すとのことでしたのでお世話になることにしました。
青森の人たちに助けられ、気持ちよく登れた岩木山でした。
 
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原チャリで巡る東北の名山たち(八甲田山)

2018-11-13 19:23:27 | その他の本州の山
 【 この記事は2016年に登った山のものです。】

 2016年はイドンナップ岳で心折れましたが、それ以後は精力的に道内や本州の山を登っていました。
6月28日から東北の名山を原チャリで巡ってきました。
八甲田山、岩木山、八幡平を抜けて岩手山、早池峰を登る途中で原チャリ故障してしまい、やむなく登山をあきらめ北海道へ帰る羽目になってしまいました。

 7月は、名古屋のおばさまたちを案内してに知床縦走から日高幌尻岳とトムラウシ山の連続縦走、8月は南アルプスを甲斐駒ヶ岳から入山して光岳までの大縦走を行ってました。
ブログの記事を書く間も無いぐらい山に登るのに忙しかったのです。

 そこで、秋の山からスキーシズンまでの狭間の時期を利用して2016年の登山を懐古してみようと思います。
まずは、6月28日から東北北部の名山を巡った原チャリの旅です。

 まずは八甲田山大岳へ登る!

 6月27日、苫小牧から八戸行のフェリーで本州へ渡ります。
順調な船旅で翌早朝に八戸港に到着です。
曇り空で寒い中を、まずは、酸ヶ湯温泉目指して原チャリでツーリングです。
途中で空が晴れてきて、まずは幸先のいいスタートが切れそうです。

 6月28日

 9:00分少し前に酸ヶ湯温泉にある駐車場に到着。
    
    すっかり天気が良くなり暑い中を八甲田山大岳目指して登ります。

 前日の寝不足もありますが、そんなことは言えません。

    

    
    登山口を出発してひたすら登ります。

 やがて、森林を抜け沢状の登山道をひたすら登ります。
    
     
傾斜が緩くなったと思ったらそこは湿原でした。
    

    
     木道を快適に歩きます。

    
    正面に見えるのが八甲田山大岳のようです。

 10:10分、八甲田清水に着きました。
    
     ここで給水のため休憩を取ります。

    
     ほどなく分岐点に到着です。ここから大岳の山頂を目指します。

    
     疲れた体を癒してくれるのは、やはりきれいな花々です。

    
     小さな雪渓が現れます。八甲田は豪雪地帯ですので雪が残っていても不思議はありません。

    

    
     下を見ると酸ヶ湯温泉の建物が見えています。

    
     八甲田山は連なる峰々で構成されています。

    
     鏡沼の横を通ります。

    
     ミヤマオダマキでしょう。

 最後の急坂を登るとそこが山頂でした。
10:50分、山頂に到着です。
    

    
    山頂は砂礫地で広く平らな場所です。

    

    
     結構な人の数でした。
 山頂では、昼食を取ってゆっくり休みます。

    
    下山は、山頂を越えて毛無岱へ向かって降ります。

    
     途中の沢に雪渓が残っていました。風が涼しく気持ちがよかったですね。

    
    大岳避難小屋です。

 ここからどんどん降ります。
秋になると紅葉で有名な毛無岱という湿地を通り抜けます。
    

    

    
     ワタスゲの群落が湿地であることを証明してくれます。
   
    
     毛無岱の全景です。

    
    
 ドンドン、いやになるほど下るとやっと酸ヶ湯温泉の建物が見えてきました。
11:15分、酸ヶ湯温泉に到着です。
    
     何年か前に来たことのある酸ヶ湯温泉です。

    
     冷たい湧水でした。

 まずは、八甲田大岳を登りましたが、今日はこの後弘前まで走らなければなりません。
途中の温泉で汗を流し、黒石の町を見物してから弘前へ向かいます。
今夜の宿は、弘前にあるユースホステルです。
    
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2018年夏山における羊蹄山の遭難事故について

2018-10-28 20:17:08 | 後方羊蹄山・ニセコ・積丹山系・道南の山
 北海道は晩秋の季節を迎えました。
今年は雪が遅いのですが、昨年だとこの時期には初雪が降ってました。

 今年は羊蹄山における遭難事故が多発しているような印象があります。
そこで、北海度警察のHPに乗っている遭難事故情報を検索してみました。
何と今年は6月から9月の4か月間で10件もの遭難事故が発生していました。
同期間における前年の2017年の発生件数は3件、
前前年の2016年の発生件数も3件でしたので
今年の遭難事故は異常に多いのです。
幸いなことに死亡事故が無かったのが救いです。

 その事故例についての詳細を北海道警察のHPから転載しますのでどういった事故だったのか、
自分だったらどう防ぐか検証していただき事故防止に役立てていただきたいと思います。
特に本州から百名山狙いで羊蹄山に登られる方は、ぜひ、目を通してもらいたいと思います。


6月17日(日曜日)石川県の50代男性(単独) 遭難原因~滑落して負傷
  遭難者は午前4時15分頃真狩登山口から入山、午前10時頃山頂に到着、
 午前11時頃喜茂別コースの7合目付近を下山中雪渓斜面で滑落して両足下肢を負傷、
 110番で救助要請
 (※消防救助隊が遭難者を発見、救助) 


6月22日(金曜日)兵庫県の40代男性(2人グループ) 遭難原因~疲労
  遭難者は午前5時30分頃比羅夫登山口から入山、午前11時50分頃京極コースの
 6合目付近を下山中、体調不良のため行動不能となり消防に救助要請
 (※消防救助隊が遭難者と接触し介添え救助)


7月20日(金曜日)北海道の40代男性(単独) 遭難原因~装備不備
  遭難者は午前8時30分頃真狩コースから入山、午後3時30分頃山頂に到着し、
 午後7時30分頃2合目付近を下山中、日没となり、照明器具等を持っていなかった
 ことから暗闇で行動不能となり110番で救助要請
 (※消防救助隊が遭難者を発見救助)


7月21日(土曜日)北海道の20代男性(2人グループ) 遭難原因~疲労
  遭難者は午前8時頃比羅夫コースから入山、午後0時30分頃9合目付近を下山中、
 疲労と寒さで行動不能となり、同行者が消防に救助要請
 (※道警山岳救助隊と消防救助隊が遭難者を救助) 


7月26日(木曜日)神奈川県の80代男性(単独) 遭難原因~疲労
  遭難者は午前4時頃真狩コースから入山、午前11時頃疲労のため9合目から下山を開始、
 午後4時頃3合目付近を下山中に疲労で行動不能となり、家族を介して110番で救助要請
 (※道警ヘリが遭難者を救助)

7月31日(火曜日) 大阪府の60代女性(2人グループ) 遭難原因~疲労
  遭難者は午前4時30分頃比羅夫コースから入山、午後0時頃山頂に到着し、
 午後10時30分頃2合目付近を下山中、疲労で行動不能となり、同行者が消防に救助要請
 (※消防救助隊が遭難者を救助)


8月2日(木曜日) 北海道の30代女性(単独) 遭難原因~滑落
  遭難者は午前5時30分頃喜茂別コースから入山、午前11時頃山頂に到着後、
 山頂付近の岩場で写真撮影中、足を滑らせて約2メートル滑落し、右手、右足を負傷
 (※道警ヘリが遭難者を救助)


8月3日(金曜日) 北海道60代の男性(2人グループ) 遭難原因~転倒
  遭難者は午前7時頃比羅夫コースから入山、午後0時頃山頂に到着し、
 午後2時30分頃9合目付近を下山中に転倒し右足を負傷、同行者が消防に救助要請
 (※道警ヘリが遭難者を救助) 


9月2日(日曜日) 北海道20代男性(3人グループ) 遭難原因~脱水症
  遭難者は午前10時頃京極コースから入山、午後3時頃山頂に到着し、午後7時頃
 3合目付近を下山中、両足がけいれんして行動不能となり、同行者が110番で救助要請
 (※消防救助隊が遭難者を救助)


9月14日(金曜日) 東京都60代男性(単独) 遭難原因~道迷い
  遭難者は午前5時頃比羅夫コースから入山、午後5時30分頃1合目付近を下山中、
 倒木を迂回したところ登山道を見失い道に迷い、119番で救助要請
 (※消防救助隊が遭難者を救助)

 遭難原因の中に「疲労」が4件ほどあります。
羊蹄山は、山頂の標高が1,898mとほぼ1,900mの高さにあります。
各登山口の標高を見ると比羅夫口300m、真狩口399m、京極口420m、喜茂別口320mとなっています。
各登山口から山頂までの標高差が約1,500mほどとなります。

 羊蹄山は独立峰であり登山口から山頂まで一望できる山容ですが、この標高差からみても決してやさしい山ではありません。
長時間の登高を余儀なくされる上に降りも急斜面を降らなければいけません。
このことから疲労が蓄積されやすい山なので降りには十分な注意が必要です。
本州から来られる方々はこの点を十分に考慮して登山計画を立てるようにお願いします。
特に出発時間が遅くなる場合にはヘッドランプを必ず持って行ってください。
普段から日帰りの山でもヘッドランプを必ず携行することをお勧めします。


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風不死(ふっぷし)岳に登り、苔の回廊楓沢を降る!

2018-10-26 13:01:16 | 後方羊蹄山・ニセコ・積丹山系・道南の山
 10月に入ると紅葉も里の方へ降りてきます。
そろそろ初雪が山々に降る季節となり、登る山の選択に注意が必要な季節となりました。
あまり寒くないうちに道南にある風不死岳に登り、楓沢を降るルートに出かけることにしました。

 10月12日

 前日から雨が降り続き、天気予報では朝には止むという予報でした。
しかし、朝になっても小雨が降り続けている札幌でした。
でも、天気予報を信じて登山に出掛けることにします。

 札幌から風不死岳の登山口まで約1時間半ほどかかります。
地下鉄の駅で同行者をピックアップします。
今回は、自転車を持って行きます。
自転車は、下山してくる楓沢の下に置いておき、登山口まで車の回収に向かうときに使います。

 支笏湖畔に流れ込む楓沢(普段は涸沢です。)の下にある紋別橋のたもとに自転車を置きます。
登山口は、そこから3~4キロほど先にあります。

心配していた雨が登山準備をしている間に止んでくれました。
どうやら天気予報は当たっているようです。
    

 7:45分、登山開始です。
今日のコースは風不死岳北尾根コースです。
このコースは結構な急斜面が続きます。

    
     目の前に現れた巨木の倒木です。
     右側に倒木を越えやすいようにザイルが張られています。

 道南とはいえ、紅葉が進んできています。
    
    枝先が赤く紅葉しており、雨上がりの空気にマッチした空間となっています。
吹き出してくる汗をぬぐいながらドンドン登ります。

    
    登るにしたがって後ろには支笏湖の青い湖面が見えてきます。

 登山道は、雨上がりにもかかわらずスリップすることなく登れます。

    
     秋らしい感じの登山道です。

 雲がどんどん切れてきます。
    
    支笏湖の向こうに恵庭岳が見えてきます。

 9:15分、八合目まで登ってきました。
    

 ここから先は尾根が細くなり、ちょっと危険ポイントがあります。

    
    空が明るくなり、青空が広がってきました。

    
    山頂に続く尾根に登った時、すっかり青空が広がるいい天気になりました。
    支笏湖の湖面の色も青さが増しています。

    
    進行方向には樽前山の大きな溶岩ドームが見えています。

 9:50分、登山口から2時間ちょっとで山頂に着きました。
    

 山頂は風当たりが強いので少し降って風の当たらない場所で休憩を取ります。

 休憩の後は樽前山との分岐に向かって降ります。
降りながら懸垂下降の練習ができる場所を探します。
今日の楓沢は懸垂下降をしなければいけない場所がありますので事前に練習をする必要があるのです。    

 適当な鎖場がありましたので、ここで懸垂下降の練習をします。
    

    
     彼女は懸垂下降をするのが初めてでした。

 ATCの使い方などを説明して、まずは降ってもらいます。
この懸垂下降が楽しいといいますので練習を終了してさらに降ります。

 樽前山へ向かう分岐を過ぎて見晴らしがよくなる辺りで地図を確認します。
楓沢への入口は特に標識がないので地図読みの正確さが試されます。
この時期は樹木の葉が落ちていますので見通しが良く、沢形を確認するのも容易です。

 ここでいいかな? という地点から鹿道を使って降ります。
所々にピンクテープなどがありますので、どうやらコース取は間違っていないようです。
    

 降るにしたがって両岸の岩が緑色の苔に覆われてきます。
    
     ここからは苔に覆われた両岸の岩を楽しみながら降ります。
     足元は平らな砂地で、水は流れていません。 

    

    

    

    
     まさに、不思議ワンダーランドな世界が続きます。

 やがて最初の懸垂下降ポイントに着きました。
以前降った時と様子が違います。
沢の真ん中に大きな岩が崩れています。
落ち口を覗くと足元からスッパリと切れ落ちており、空中懸垂となりそうなのです。
初心者にいきなりの空中懸垂は危険ですので巻き道を使うことにします。
少し戻ると右岸にザイルが固定されています。
    
    固定ザイルを使って巻き道を登ります。

 かなりぐるりと回り込み楓沢に戻ります。
休憩後、少し登って落ち口を見に行きます。
    
    かなりの岩崩れがあったようです。

    
     落ち口ですが、左岸が大きく崩れており岩の色が違ってます。

    

    

 2本目の懸垂下降地点に来ましたが、ここも崩落が進み空中懸垂となりそうです。
やむなく、ここも巻き道を使って降ります。
途中の急斜面を懸垂下降で降ります。
    

 練習の成果が生かされた場面です。
落ち着いて懸垂下降ができました。

 ここから楓沢に戻ると3人の人たちに会いました。
彼らは、風不死岳に登り、楓沢の下から登って苔の回廊を見に来た人たちでした。

 15:00分、紋別橋に到着、これで楓沢を降り終えました。
彼女にはここで待っていてもらい、私は置いておいた自転車で登山口へ車の回収に戻ります。

 今日は、出だしは天気がパッとしませんでしたが、雨にも当たらず青空の下で風不死岳の山頂に立つことができました。
楓沢も日差しに輝く苔の回廊を楽しむことができました。
紅葉に苔を十分に楽しんだいい山旅でした。

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  楓沢の崩落ですが、どうやら9月6日に起きた北海道胆振東部地震の影響
 のようです。
 この先でも地震影響により岩の隙間が広がり崩落するおそれがあります。
 楓沢に入る方は、このことを念頭に置いて十分に注意して歩いてください。
 
  
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初秋の芦別岳に登る!

2018-10-24 08:12:34 | 芦別・夕張山系の山
 9月も下旬になり大雪山などの高い山は紅葉の時期を迎えてきました。
秀岳荘スタッフの女性から芦別岳に登りたいとの話があったので初秋の紅葉を楽しみに出かけてきました。

 芦別岳は、旧道と新道があります。
現在では、新道を登る人がほとんどで旧道を登る人はごく少数の方たちです。
なぜかというと旧道は時間がかかる上に稜線に出るまでは沢登りのような登山道です。
稜線に出てからも狭い尾根がありアップダウンのきつい道なのです。
私は、過去に旧道を2回ほど使って山頂まで登っていますが、新道で山頂へ登るのは初めてです。


9月25日

 札幌を5時半に出ます。
新道とはいえ山頂までは5時間近くかかると踏んで早出にしました。
7時過ぎに富良野市山部にある登山口に着きました。

 7:25分、鹿よけのゲートを開けていよいよ登山開始です。
    
 ここから半面山までダラダラした登りが延々と続きます。
苦吟坂に入ると岩が出てくるので足元に注意して登ります。

 8:45分、見晴台まで登ってきました。
    

 後ろを振り返ると富良野盆地が一望できます。
    
     水田が黄色に輝いています。
     もう少しで刈り取りが始まります。

    
     樹々の葉先が紅葉しています。

 9:25分、2時間ほど登って、やっと、鶯谷です。
    
     ここは、山頂へ向かって右手の沢に降る登山道があり、ユーフレ小屋への分岐点となっています。

 苦吟坂より傾斜の増した尾根をひたすら登ります。
所々細い尾根もあり、気が抜けない登りが続きます。
    
     後ろには夫婦岩の峻厳な姿が見えます。
     こちらの少し紅葉が始まってきています。

    
     高度が上がるにしたがって紅葉の量が多くなってきます。

 10:10分、やっと半面山に到着しました。
    
     何ていうことのない開けた山頂です。

 ここから芦別岳の山頂が見えるはずなのですが、上空は厚い雲に覆われており山頂は見えません。

    

    
    雲峰山への登りの途中にある慰霊碑です。

 雲峰山へ向かうジグザグの登山道を歩いているとポツポツ雨が落ちてきます。
この時期の雨には注意が必要です。
身体を濡らしてしまうと風に吹かれ一気に体温が低下し、低体温症の恐れがあります。

    

 雲峰山から再度降ります。
そして、山頂まで続く最後の登りへ向かいます。
ガスが濃くなり辺りは真っ白です。
登るにしたがって岩が出てきます。
この岩が出てくるともう少しで山頂となります。

    
    上を見ると山頂標識の木杭が見えてます。

 11:50分、ようやく山頂到着です。
    
     山頂は風が当たるので少し下り風陰で休憩して食べ物を取ります。

 休憩ののちはガスが晴れないので降ります。
雲峰山に向かって降っているときです。
前方の雲が晴れてきました。
    
     雲峰山が見えてきました。

後ろを振り返ると山頂にかかっていた雲が切れて山頂が貌を見せてくれました。
    
    頑張ったご褒美ですね。

 ここから見る夫婦岩がかっこいい姿で目を楽しませてくれます。
    

 谷の奥には残雪が見えます。
    

 芦別岳は北海道では数少ない岩のゲレンデを持っています。
それが夫婦岩なのですが、残念なことにこの夫婦岩で命を落としたクライマーが何人もいます。
それだけ険しい山が芦別岳です。
新道ができたので、今は時間さえかければ誰でも登れる山になっていますが、旧道を登ってみると今でも急峻な山なのです。

    
    しっかり顔を見せてくれた芦別岳の山頂です。

    
    ゴツゴツした急峻な岩尾根がこの山の特徴です。

    
     やっと見つけた秋の花です。

    
    苦吟坂まで戻ってきました。

 もう少しで今日の登山も終わりです。
苦吟坂は長いので疲れた身体で降るのは大変です。
でも、長時間になった登山ですが初秋の芦別岳を満喫した1日でした。

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