大学時代 朝日新聞が 「日本で一番良い新聞」と信じていました  宮崎正弘

宮崎正弘の国際ニュース・早読み(ニカラグア運河は不可能と専門筋は見ている)

中国主導の「ニカラグア運河」は2019年に完成する筈がない
  中南米に今後十年間で2500億ドルを投資するという大風呂敷に似て

・・・その天文学多岐な金額は眉唾で、いかにも大風呂敷が好きな中国の打ち上げ花火に終わるのであろう。

◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 

 主知主義の傲慢が充満する朝日新聞社内に、こういう記者もいたんだ・・・・

おそらく朝日新聞が嫌いな人は、この本を読まないだろう。
・・・
 評者(宮崎)は、ところで大学三年間を『朝日新聞』を配り、集金し、拡張して大学へ通っていた。「日本で一番良い新聞」と信じて専売所に住み込み、三年かかって朝日が「日本で一番悪い新聞」だと悟った
こ の精神遍歴の過程は拙著『保守の原点』(小川栄太郎氏との共著、海竜社)で詳述した。早稲田紛争で左翼が横暴に自治会を独裁し、内ゲバで殺し合い、共産主 義の脅威を目の当たりにみていなければ、評者(宮崎)はひょっとして、いまごろ、この著者とおなじような朝日新聞回顧録などを書いていたかもしれない。そ う考えた時だけはゾッと鳥肌が立った。

 

(読者の声2)『サピオ』の今月号で、通州、通化事件に関して記事がありますが、たしか十年ほど前の先生のご本で、これらの現地ルポを拝読した記憶があります。本箱を捜したのですが、行き当たらない。どの本でしたか、ご教示下さい。(SK生、熊谷)

(宮? 正弘のコメント)良いことを思い出していただきました。どの拙著にいれたか、小生も書名を忘れるところでした。十年前に清流出版からだした『中国よ、反日 ありがとう!』のなかの第二章「ならば中国は日本人に何をしたか」に挿入されています。通化事件は、実際の地図と現在の風景を配置したものを、二回行った 通洲事件跡地も同様に地図を配してそれぞれ五枚、写真も付しました。
 吉林省南部の通化では日本人三千名が虐殺され、河に血の海となりました
 二百数十名が虐殺された通州は、いまでは北京市に編入され、地下鉄が通じています。通勤団地に早変わりしていて昔の面影は殆どありません。裏道のイスラム街だけが、昔日の貧困を思い起こさせてくれます。

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