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キラリのひとりごと

元夫婦問題カウンセラーの今だから書けること

離婚までのステップ

2025年04月03日 | 離婚のこと
離婚までの『12のステップ』



先日、離婚予備軍って知ってる?の記事の中で
『結婚』と『離婚』は紙一重だった
という内容に触れました。

夫婦関係は長いので、いろいろな問題が起こるのは当たり前のことです。

ただ、夫婦の問題を解決するにあたって、1番必要なのは「夫婦の会話」です。でも、夫婦問題を抱えてしまうと、会話をすれば喧嘩、そもそも会話が噛み合わないなどなど、普通に話すことすらできなくなってしまいます。

そう、家庭が停止状態になってしまうんですね。また、夫婦関係は時間が経てばどうにかなるということは残念ながらありません。
そして、いきなり離婚!なんてことが実際あったんですね。

こんにちは キラリです✨

では愛し合って結婚した夫婦なのに、そもそもどんな流れで離婚になってしまうのか?
今までの経験をもとに『12のステップ』としてまとめてみます。

ただ、個人的見解で書いていきますのでどうぞ参考になさってくださいね。

離婚までの『12のステップ』


ステップ1)いつも同じような喧嘩を繰り返してしまう

繰り返してしまうというのは……

相手を責める(なんでこんなことするの!こうすればいいのに!)
↓  ↓
自分を責める(こんな結果になった自分はダメだ!)
↓  ↓
また相手を責める(自分だっていろいろ頑張っているのに!なんで……)
↓  ↓
また自分を責める(何回も何回も同じこと繰り返して、こんな結果になってしまうのは自分がダメだからだ!)

このようなことを繰り返してしまうこともあります。

要するに、相手を責めてしまった後に、自分を責めてしまい、こんなにがんばっているのに何よ!みたいになってしまって、また、相手を責めたくなってしまうんですね。そして、それを延々と繰り返してしまいます。

でもね、相手を責めてしまうのは相手への期待があるから。そして自分を責めてしまうのは、喧嘩なんかしたくないっていう想いのあらわれなんじゃないかな。

ステップ2)相手が謝ってくれたら自分も謝れるのにと思ってしまう

自分も悪いことはわかっているけど……謝ることに抵抗があるし、なかなか行動にうつせない。なぜかというと、もう意地の張り合いみたいになってしまっているんですね。

でもね、相手が謝ってくれたら……っていう想いがあるってことは、仲良くしたい想いのあらわれなんじゃないかな。それなのに、ついつい意地を張ってしまう。我が家もそうですけど、意地っ張り夫婦って結構多いんですね^^

ただ、夫婦で意地の張り合いが続くとどうなってしまうのか?

ステップ3)言わないで我慢してプチッとキレたら爆発してしまう

どちらかというと、人に合わせてしまうタイプの方に多く、爆発後はまったく人が変わったようになってしまうこともありました。また、少しずつあきらめムードになってしまいます。

ステップ4)喧嘩したくないから避けてしまう

どちらかというと男性に多く、面倒なことを避けたいのと、結果が出せないことで現実を見ないようにしてしまいます。

・妻にこう言ったら、こう返されるから言うのをやめよう
・妻にこう言ったら、何倍にもなって返ってきてめんどうだから黙っていよう
・妻が納得する返事を考えていたら、何も言えなくなってしまった

みたいになってしまうことが多いのですが、この対応は実は逆効果になってしまうんですね。なぜなら、このような態度は、女性からすると逃げているように感じてしまうのと共に、自分や家族に対して無関心だと感じてしまうからです。

では、この後、どんなふうになるのでしょうか?

ステップ5)必要以上のことは話さないようになってしまう

どちらかというと、女性に多く、この辺から必要最低限なことしか話さないようになります。

そして、もしかしたら、男性は、勘違いしてしまうかもしれませんね。必要なことしか話してこない妻を、妻も大人になったもんだ!なんて感じてしまうこともありました。

でも、妻からよそよそしさや冷めた感じがしたら危険サインということもあります。

ステップ6)パートナーと顔を合わせないようにする

たとえば男性の場合は、妻と顔を合わせると喧嘩になり、喧嘩になることで子供に八つ当たりされるなどと感じてしまい、残業が終わっても会社に残っていたり、漫画喫茶で時間をつぶしたりして、妻が寝静まってから帰宅するようになってきます。

また、女性の場合も、顔を合わさないことで内心ホッとするような感じになってきてしまいます。

ところで、あなたは夫婦喧嘩には、実は、熱い夫婦喧嘩と冷めた夫婦喧嘩があるのをご存じですか?

夫婦喧嘩2つのパターン
パターン1)熱い夫婦喧嘩(ぶつかり合う・言い争うなど)
パターン2)冷めた夫婦喧嘩(無視・避ける・不機嫌な顔など)

パターン2)って喧嘩してないように感じるかもしれませんね。
でもね、ぶつからなければ喧嘩じゃない!
顔を合わせなければどうにかなる!
なんてことはありえません。結局は、喧嘩してるのと一緒なんですね。

また、この頃から子供さんが気を遣っていることが、あからさまにわかるようになります。

ステップ7)常に緊張状態で何を話していいのかわからなくなってしまう

お互いに意固地になってしまい、お互いに緊張状態です。そして、緊張状態というのは、顔はこわばっているし、無表情だし、イライラもあるし、パートナーからみたら、すっごく怖くて近寄れない状況です。

でもね、コレって実はお互いさまなんですよ。ところが、どうしても、パートナーが同じように感じているとは思えない状況になってしまいます。

ステップ8)まるで家庭内別居状態

・夫が帰って来ると2階に上がってしまう妻
・夕食を自分で買ってきて自室で食べる夫
・家族での食事のとき、夫か妻のどちらかひとりだけが孤立
・目を合わせないようになる
・ほとんど口をきかない
・子供を介してじゃないと会話が成立しない

などなど、関わりを徹底的に避けてしまいます。それに、何を話したらいいのかもわからないし、話したくない想いもあるし、ただただ家庭内の居心地が悪くなってしまいます。

このようなストレスフルな生活は、いったいどうなっていくのか?

ステップ9)あきらめて仮面夫婦を装う
ステップ10)静かに離婚準備をはじめる

この辺は、女性の方が多かったかな。

女性は、
・子供が成人するまで
・子供が〇才になるまで
・貯金がいくらになるまで
と自分の中で決めて、普通に生活することができます。

ところが、このようなことって男性には到底できないことです。
また、その際、女性が不倫に走るようなこともありました。

ステップ11)不倫に走る
ステップ12)別居や離婚を提案する

どちらかというと、男性の方に多かったかな。

男性のほうが、心は繊細で気が小さく「さみしさ」や「孤独」に弱い面をもっていますので、ついつい自分の居場所として不倫が逃げ場のようになりがちです。また、家庭内別居のような状況になってしまった場合、先にギブアップしてしまうのは男性です。そうなると、別居や離婚を提案してきます。

女性が不倫に走り、別居や離婚を宣告してくるようなケースも増えてきています。

どちらにしても、このまま放置することは、更なる危険に向かうことになります。

いかがでしたか?

少々飛躍した内容に感じたかもしれません。でもね、夫婦関係って『いきなり!』ってことが意外とあったりするんですよ。

だからね、まったく関係ないと思わずに、少しでも参考になればと思っています。



また、私は15年以上夫婦関係のカウンセリングをさせていただき、いつも感じていたことがありました。

それが……
夫婦関係は学びが必要な分野だった!
ということです。

異性のこと、夫婦のこと、実は、誰も教えてくれません。だからこそ、ちょっと学ぶだけでも、実は夫婦関係が劇的に変わることもあるんですね。

このサイトが少しでも、夫婦関係を学ぶキッカケになればいいな~と思っています。



✨離婚しなくても我慢しなくても『幸せになれる生き方』を提案しています✨

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