ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

奢我の花

2009年05月05日 | Weblog
 山里の奢我の花かな大林寺

 湯原湖のダム放水場は湯原温泉の上に位置しています。

このダム湖は今まで、めったに見ることもなく、昔蒜山高原に行く時に

木々の間からちらっと垣間見るくらいでした。

とても静かな湖で、入りくんだ形をしていて、

比較的に浅く平なのだそうです。

車を駐車した場所は、温泉とはかけ離れた所で、

この道の上は行き止まりになっていて、民家が4軒あるだけだそうです。


 写真は近くにあった古刹、大林寺の道路脇に沢山開いたシャガの花を見て、

以前茅ヶ崎の兄が送ってくれた写真を、この句に添えさせて頂きました。(感謝)


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-05-05 20:44:59
奢我の花 無知無能の 芭蕉かな   緑風
 
こんばんは、奢我の花って綺麗ですね。

初見なので検索していたら、なんと芭蕉翁に繋

がりましたよ。一銭にもならない句を詠んでば

かりの想いが強かったのですが、なんと五七

五は、奥が深いですね。

禅と詩歌-松尾芭蕉        
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禅の心で生きた芭蕉

    === 奢りなく、名利を追わず、自らを戒む ===

 芭蕉は禅を行じた。「物我一致」に至るという。禅は無我を悟ること。すべての人が平等、無差別であるという根源を自覚する。自己を誇らず、他者をそしらず、他者を許す、他者の幸福を願う、そういうのが「無我」。それに一歩でも近づきたいというのが禅者や念仏の人の願いである。であれば、自分だけがすぐれているという名誉、功名の心がおきるのを未熟として恥じる。各地の門人が大袈裟に接待してくれる時、通常の人なら有頂天になって威張るところ、芭蕉は自分はそんな偉い者ではない、無能だという謙遜の思いを持っていた。それを忘れて自分がつい浮かれて鼻たかだかの気持ちがおこるのを戒めていた。
 芭蕉の禅者としての生きざまを次の四点に整理した。
1、無智無能
2、名利を追わず
3、争わない、恨みを捨てる
4、奢らない、卑下、自戒

今宵は、お月様が綺麗でした。

立夏月 映して揺るる 鳴瀬川   緑風

蛙鳴く みちのく賛歌 鳴瀬川   緑風

今ブレークが掛かったので続きはまた明日です

ね。(爆笑)
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謙遜の美 (ミコちゃん)
2009-05-05 23:06:06
こんばんは、緑風様

 今日は心洗われ、心に沁みるレクチャーをプレゼントして

いただき、芭蕉俳聖を禅者として勉強させて頂

けましたよ、謙遜の美しさですね、感謝です。

人は「あの人よりはまぁマシカ」と誰かを見下したりして

いつの間にか汚い心に陥ってしまいます。小さく醜い心から

解放されて、他者を尊敬し愛の心で接すること、

うっかり失礼な言動をして相手に不愉快な

思いをさせないこと、過去のことを何時までも根に持って恨まないこと、

自分の非に気付いた時は、すぐに謝ること等、

改めて「思いやりと素直」が大事だなと思いました。

今日は立夏でしたか、そうですね、「子供の日」が

立夏となることは多いです、うっかりしておりましたよ、

そういえば昨日、湖の真上に月が浮かび、絵のように綺麗な

風景を見てから帰路につきました。県北は早く

も田植えの真っ最中で、こちらより1ヶ月早いですから

蛙の鳴声も聞きましたよ。鳴瀬川は父母の様な

ふるさとの川ですね~。(微笑)



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