心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

朝鮮危機-7

2017-08-20 11:30:28 | 国際政治 緊迫する東...

御用政治家や学者達(日本会議)は

戦争の戦略については語っても

予想される戦中・戦後の膨大な死傷者とその無数の家族の手立てなど

一つも考えもしません。議論もしません。

国民は"飼い犬か家畜"程度にしか見ていないことは明らかです。

 

大体、マスコミも戦前の大本営発表と同じで、

北朝鮮がミサイル発射の実験を繰り返している事は

大々的に報じていますが、

大々的に朝鮮海域で日米韓が大訓練を繰り返している事は

殆ど報じていません。

報じてもとっくに終了してからか

片隅にちらっと載せている程度です。

 

ミサイル実験は「挑発行為」であり「威嚇」であり、

超大国と日韓の実践演習はあくまで「演習」なのです。

 

ちっぽけな北朝鮮にとっては

それが巨大な圧力であり、挑発・威嚇と映っている事は

自らがその立場に立って想像してみれば明らかです。

 

例えば空手が少々できる私が

プロ級のレスラーと5,6段の柔道家、プロのボクサー

に囲まれている様なものです。

 

厳に経済的圧力などは現実の脅威に映っているはずです。

日本が感じる脅威はその結果起こる北朝鮮の「暴発」なのです。

 

 かの国家とその暴君は自らを守るすべは「核兵器」しか残っていないと

思うのは明らかです。

 

多分、そこに存亡を賭けているのでしょう。

 

ちなみに、

イラク戦争の時のことを考えて見ましょう。

 

イラクには大量破壊兵器があると言って、

最後通牒として

大陸弾道弾の破壊を攻撃するかしないかの条件にしました。

ようやく破壊が終わり、一段落したかと思うったら、

 

米軍とその同盟国軍は先制攻撃を始めました。

 

全世界の人々とイラクに批判的な国連もそれ(米軍)に対して反対しました。

北朝鮮の指導部がそれを知らない筈がないのです。

 

 迂闊にのればそれを合図に徹底的にたたきのめされると

考えるのは普通の頭(思考力)を持っていれば分かるはずです。

 

日本もかって経済封鎖され、

結果として真珠湾を奇襲攻撃した。

ニッチもサッチ行かなくなって「戦争ありきの制裁?封鎖?」でした。

 

 とにかく北朝鮮は蛇ににらまれたカエルみたいなものです。

引くに引けない状態にあると思って間違いないでしょう。

そこに住んでいる国民は生きた心地がしないでしょうね!

「名も無き兵士」と「無数の国民の膨大な死傷者」

が廃虚にころがるでしょうね。

 

どちらが勝っても負けても、

その戦後は「死者とその家族にとっては”敗者”」です。

 

戦争が戦場から無くならなければ核兵器もなくならないでしょう。

 

 

 

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