ロビーで待っていると、パパが来た。
「今、始まった。1時間半くらいって。」
「うん。いっちゃんは?緊張してた?」
「ううん。先生と笑って話してたよ。」
「すごいな…。」
待っている一時間半は、これからの事、病院での事、家に事…、たいした話でもない事も話していた。
待っている家族は、名前の入った紙を渡される。
何人もの家族が待っているので、終了を伝えに来た看護師が見てわかるようにらしい。
一時間半がたったが、看護師は来ない。
何があったのかと不安になる。
二時間がたった。
やっと看護師さんが来た。
「御家族の方いらっしゃいますか?」
「はい。」
「お待たせしました。麻酔から覚めるのに少し時間がかかっていました。もう、お話しできますよ。」
回復室に入ると、いっちゃんはボ~っとしている。
「いっちゃーん。がんばったね…。パパもいるよ。」
「いっちゃーん。起きたか?」
「もうすぐ担当の看護師が来ますから、そしたら病室に戻りましょう。」
30分くらいして今日担当の看護師さんが来てくれて、みんなで病室に戻る。
管の出ているところは、胸の真ん中くらいで、ガーゼがつけられているので、
みることは出来ない。
管を支えるために、皮膚と一体になるフエルトみたいな物が定着するのに、
一週間程かかるという。
今日から、毎日のCVケアが始まる。
病室に戻り、水分を取った。
食事まで、まだまだ時間がある。
眠ったり、テレビを観たりするが、時間がゆっくり流れているように感じる。
やっと、食事が出来る時間になった。
軽食だったが、おいしそうにほおばっている。
「チーズを、ここにはさんで…。」
すごい元気な声で、食べ方をパパに説明していた。
完食した。
「今、始まった。1時間半くらいって。」
「うん。いっちゃんは?緊張してた?」
「ううん。先生と笑って話してたよ。」
「すごいな…。」
待っている一時間半は、これからの事、病院での事、家に事…、たいした話でもない事も話していた。
待っている家族は、名前の入った紙を渡される。
何人もの家族が待っているので、終了を伝えに来た看護師が見てわかるようにらしい。
一時間半がたったが、看護師は来ない。
何があったのかと不安になる。
二時間がたった。
やっと看護師さんが来た。
「御家族の方いらっしゃいますか?」
「はい。」
「お待たせしました。麻酔から覚めるのに少し時間がかかっていました。もう、お話しできますよ。」
回復室に入ると、いっちゃんはボ~っとしている。
「いっちゃーん。がんばったね…。パパもいるよ。」
「いっちゃーん。起きたか?」
「もうすぐ担当の看護師が来ますから、そしたら病室に戻りましょう。」
30分くらいして今日担当の看護師さんが来てくれて、みんなで病室に戻る。
管の出ているところは、胸の真ん中くらいで、ガーゼがつけられているので、
みることは出来ない。
管を支えるために、皮膚と一体になるフエルトみたいな物が定着するのに、
一週間程かかるという。
今日から、毎日のCVケアが始まる。
病室に戻り、水分を取った。
食事まで、まだまだ時間がある。
眠ったり、テレビを観たりするが、時間がゆっくり流れているように感じる。
やっと、食事が出来る時間になった。
軽食だったが、おいしそうにほおばっている。
「チーズを、ここにはさんで…。」
すごい元気な声で、食べ方をパパに説明していた。
完食した。