へんな洋食屋カフェ

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気が効かない方ってかなり居ますよね？気遣いが上手い方は或意味では計算高い方でもあるが、気が効かない方は逆に有りの儘とも謂える。わざわざ気を使うのは「気働き」であり気を使うスイッチを入れてこそ効かせている訳ですなっ！気が効かないっ！良いじゃないですか。自由奔放、唯我独尊、等々と格言が数多く有るンだから悪いとは思えないなっー！で、ボサノバの「ハウ、インセンティブ」という曲をやり始めて辞書で調べると「如何に、気が効かないか？」と直訳出来る。歌詞の内容もボサノバだからポルトガル語だが、気が効かない彼に愛想が尽きた的な感じである。珍しいタイトルだなぁ！と編曲をし始めて気付いたのは和音の響きを如何に造るかが難題と感じた。曖昧でやるせない曲奏の原因は深い響きの和音のせいである。スローボサノバのリズムに乗せるやるせなさ感を音にするのは難しい。だいたい、演奏ではスローな楽曲こそ粗が出、音色に集中するから困難だ。楽器の音質や音量にもかなり左右されるが弾くタッチは繊細且つ大胆に弾かないと響きとか余韻とかは出
せないのである。人前で弾く曲ではなく自らの心を落ち着けさせる為に有る曲ですなっ！