 | いいわけ劇場 (講談社文庫) 群ようこ |
最初はちょっとしたこと。
だんだんエスカレートし、依存しすぎてそれ中心の生活になってゆく。
でも本人はそれほど世間の平均値からずれているとは思わない。
そしてあれこれ言い訳しながら暴走は続く…。
…みたいな。
目立ちたいあまりに凝りだし、毎朝2時間化粧に時間をかけるオンナとか、昔好きだった女性と再会し、向こうも自分のことを好きなのではないかと勝手に良い方に妄想して追いかけるオトコとか、12組の本末転倒で哀しくもおかしい人達が描かれている短編小説集です。
いやいや、そこまで…って思いながらも、ちょっぴりわかってしまうのよ、気持ちが。
(^_^;)
おもしろいです。
群ようこさんの文章って、読みやすいよね～。
