⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

大日本人 - 監督・主演:松本人志

2007年07月02日 | ◎ざっくりモノモノ感想
週末にレイトショーで観てきましたよ。
そういえば映画館で観た映画の感想を書くのは・・・
えー、去年の『プロデューサーズ』以来ですか。
そんなにつまらない作品だらけじゃ
なかったはずなんだけど。
(ここに感想を書かない作品(もの)は
 必ずしも"つまらない"のではなく、
 おもしろかったけど言葉が浮かばないものも含まれます)

ええと、大爆笑でした。
オイラは松本人志のソロ作品は観たことがなく、
かの名作コント『トカゲのおっさん』が
オイラには当時理解できなかったもんで
不安だったんですが、
オイラが成長したのか表現がわかりやすいのか、
ことごとくツボにきましたねえ。
また、あとからもジワジワジワジワ効いてきます。
あそこで笑っておけばよかったー!!
なんてことも多々あったりして。

主人公と彼が感じる世界が、
気がつくとどんどん
ほころびを帯びていってしまうさまが
おかしくてしかたがないです。
リアリズムを本当の意味で徹底すると
ギャグになっちゃうんですねえ。
他人事じゃないなあと思って
苦笑してしまったところも多かったですけどね!
合理主義を鼻で笑うような展開も
オイラとしては溜飲の下る思いでした。
脇役陣はそろいもそろっていい味出しすぎで
ある意味ズルいです。
個人的にはUAのゲスっぷりがとくに気に入ってます。
いーい顔してたなあ。

ただ、ほかの観客から笑いが起こるポイントは
わりとわかりやすいところに限られていたと思います
(レイトショーで人が少ないってのも関係あるかな)。
昨今の親切なお笑いに慣れてる人には
意外ときついのかなあ。
さいわい、近くの席の人も同じポイントで笑ってたので
寂しくはなかったです(笑)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿