⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

「おかねでかえないものなんて「あい」と「ゆうじょう」と「けいけんち」くらいのもんよ。」

2005年08月04日 | ㌶ふと思い出し語録
えーと、
任天堂のスーパーファミコン用ロールプレイングゲーム、
『MOTHER2 ギーグの逆襲』からの引用です。
多分このカテゴリには、今後何度も出てくると思います。
ただしリンクは
ゲームボーイアドバンスの『MOTHER1+2』。
(現在手に入りやすいほうを優先しています)


発言者は、とある劇場の女支配人。
光り物を見せると、子供でもわかるくらいすぐに顔に出ます。
おもろい人です。
大した場面で使われたセリフではないんですが、
彼女の発言の全文は

「いい? きみ
 じんせいは おかねもうけよ。

 それを わすれちゃだめ。

 わたしは そうやって いきてきた。

 おかねで かえないものなんて
 「あい」と 「ゆうじょう」と
 「けいけんち」くらいのもんよ。」

原典を尊重してひらがな表記にしました。
感じ方は人それぞれだと思いますが、
RPGファンとしてはとりあえずラストが重大です。
これ以上(反面教師的な意味で)
説得力のあるセリフもないでしょう。


オイラ達のこのセリフの使い方は、かなりナンセンスです。
とにかくお金の話題が出たときに
なんとなく言ってみる、という。
落語でいう「裏は花色木綿」みたいなノリで。
(T&Dでずいぶん有名になったみたいだしわかるかなあ)

もうちょっと、突っ込んだ使い方ができそうなもんですが・・・
お金を全否定するわけでもないし、肯定しているわけでもない。
なんとなく作っただけのギャグと考えられなくもない。
ひどく微妙なサジ加減のセリフだと思うんで、難しいんですよね。
MOTHERってこんなんばっかりですけど。

そう言えば、今では「ほぼ日」メインスタッフとなっている
もと某ゲーム誌編集者は、そのゲーム誌の中で
「あらゆる価値のド真ん中を貫くのがMOTHERだ!」と叫んでいましたね。
いや、とどのつまり
「こどもも、おとなも、おねーさんも」そのものだってことなんですけど。