常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

小春日

2022年11月08日 | 日記
先月の末から晴天が続く。朝の気温が下がっても、10時ころからは晴れ渡る青空、色が濃くななるカエデの紅葉。気持ちのいいウォーキング日和だ。一方で、乾燥による火事が方々で起きている。ブログにも火の用心という記事が出ていた。最後の陽ざしに、トンボが低く飛んでいた。精霊トンボというものもいるらしい。お盆のころに現れるが、この陽ざしのなかで命を長らえるのもまた精霊トンボとも言えないか。

清衡とんぼ秀衡とんぼ高夕陽 津田清子

このトンボは平泉の光堂から迷い出た、清衡や秀衡の魂とみている。悠創の丘の芝生の上を低く飛ぶトンボ、一体誰の精霊なのだろうか。孫からひ孫の新しい動画が来る。まだ言葉を話せないのに、親からの言葉に、理解と安堵の表情を見せる。そういえば、猫をニャンニャン、犬をワンワンと教えると、違う犬を見てワンワン。違う猫を見てニャンニャン。AIの技術なら、膨大な量の犬と猫の写真を見てゆっくり認識を深めるのに対して、赤ん坊の場合は、瞬時に識別できる。人間には、実に偉大な頭脳を生まれながらに持っている。
コメント
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