常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

小さな幸せ

2022年09月11日 | 日記
週末だけ開く桃屋さん。sさんが教えてくれた小さなお店だ。店番の小母さんがカウンターでポツンと店番をしている。今日の桃は赤くずっしりと重い。まだもぎたてで、実が固いから追熟が必要だ。産直で買っても200円以上もしそうな桃が1個100円。妻と二人で食べるために4個買った。店番の小母さんは静かでお金を払うと「ありがとうございます」と言って頭を下げた。他に大きな洋ナシも1個100円、小分けにした野菜も100円で並んでいた。久しぶりに買い物をして、小さな幸せを感じた。

白桃や今豊満の時にあり 能村登四郎

朝歩く小さな幸せ。それを感じながら歩を進めると、近所のお庭の花を見せてもらいまがらすぐに3000歩ほどになる。足が大地を踏みながら喜びを感じている。小さな喜びをブログに書いていく。この店の存在を教えてくれたsさんへの感謝も忘れてはならない。こうして朝、爽やかな気持ちで歩けること。sさんとの会話で、桃を変える店の存在を知って豊かな気持ちなになれた喜び。こんな日常が、高齢になってからの楽しさの秘訣だ。

精神科医の樺沢紫苑氏は『3つの幸福』のなかで書いている。「幸せな人生」を送るためには、「今、楽しい」という感覚が必要。そして、それを感じるためには、今にフォーカスして生きる必要性を述べている。今を意識し、今を感じ取り、今できることを行動する。このブログに感じ取った幸せや喜びを書き、読んでくれる人に、小さなお裾わけをする。ブログを書き続けるモチベーションにもなっていく。
コメント (2)
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